富士通は、Android 5.1を搭載したSIMフリーのスマートフォン「arrows M02(アローズ エムゼロニ)」とタブレット「arrows Tab M01T(アローズ タブ エムゼロイチティー)」を開発、MVNO(仮想移動体通信事業者)などに順次提供する。

SIMフリースマホ「arrows M02」などが富士通から--長い電池持ちや多彩な機能で快適に
SIMフリーのスマートフォンとタブレットがarrowsから

「arrows M02」は、5インチの大画面と手になじみやすい幅69mmのコンパクトさを両立させたSIMフリースマートフォン。330mAhの大容量バッテリーと同社の独自技術「ヒューマンセントリックエンジン」の省電力機能により、3日以上使用できる電池持ちも実現した。

そのほかの特徴としては、通話相手の声を自動調整して聞き取りやすくする機能「スーパーはっきりボイス4」や豊富な語彙集を備えた日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS(スーパー エイトック ウルティアス)」などを搭載。電子マネーやクーポンとして使える「おサイフケータイ」にも対応している。

「arrows Tab M01T」は、マルチユーザー機能を搭載した家族向けのSIMフリータブレット。ユーザーごとにアプリケーション・各種設定・データなどを持つことができるため、互いのプライバシーを守りながら利用できる。指紋認証機能により、指でなぞるだけでロック解除と自分専用の画面への切り替えを同時に行うことが可能。

そのほかに、ワンタッチで画面を拡大できる「いつでもズーム」機能や画面から発せられるブルーライトを軽減する「ブルーライトカットモード」、手袋をしたまま操作ができる「手袋タッチ」機能などを搭載している。

「arrows M02」と「arrows Tab M01T」共通の特徴として、防水(IPX5/8)・防塵(IP6X)に対応。米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」の14項目にも準拠しており、台所や風呂場、ビーチのようなシーンでも安心して利用できるという。