ICT 総研は、東京都内の主要デートスポット30地点で、NTT ドコモKDDI(au)ソフバンクモバイルワイモバイルのデータ通信速度を調査した。その結果、下り通信速度1位は KDDI、アップロード速度1位は ドコモだった。

下り通信速度(ダウンロード速度)はドコモ、ソフトバンクの2社と僅差ながらも KDDI が平均26.57Mbps でトップだった。KDDI の下り通信速度は、10Mbps 台が50%を占めており、20Mbps 台は23.3%と他社よりも少ない。ただし、10Mbps 未満が0%と、極端に遅い地点が見られなかった。背景として、ICT 総研は「人口カバー率99%」のプラチナバンド帯の LTE 網が整備されたことや、「キャリアアグリゲーション」「WiMAX2+」に対応していることなどを指摘した。

東京デートスポットの電波状況、下り通信速度は KDDI がトップ
下り通信速度

上り通信速度(アップロード速度)は、ドコモが平均10.53Mbps でトップだった。「すみだ水族館」で上り 30Mbps を記録するなど、非常に速い地点がいくつかあったことで平均値が高まった。ドコモは、LTE を提供する周波数帯の多さや、1.7GHz 帯と1.5GHz 帯の「フル LTE 化」などの対策がこの結果に繋がったようだ。

上り通信速度
上り通信速度

ソフトバンクは、下り通信速度 26.33Mbps、上り通信速度 9.10Mbps を記録。ともにトップと僅差だった。下り平均30Mbps 以上の地点が全体の33%を占めており、この割合は4社のなかで最も高い。ソフトバンクは、iPhone が「SoftBank 4G LTE」に加えて、AXGP 方式の「SoftBank 4G」にも対応したことが今回の安定した結果を生んだとみる。

ワイモバイルは下り通信速度22.85Mbps、上り通信速度4.69Mbps と、上記3社と比べると一歩劣る結果となった。ただし、実用的には全く問題ない通信速度であり、他社より割安な料金プランで提供していることを考えれば十分な通信環境を提供できているともいえる。

今回の調査で4社平均の下り通信速度は25.25Mbps。

この調査では、速度測定アプリ「RBB TODAY スピードテスト」を利用して、1地点あたり下り通信速度、上り通信速度を各3回測定し、平均値をその地点の測定値とした。調査期間は2月3日から7日まで。

デートスポット30地点
デートスポット30地点