ソニーは、CD を上回る情報量を持つハイレゾリューション オーディオ(ハイレゾ)対応デジタルミュージックプレーヤーのフラッグシップ ZX シリーズ最上位機種、ウォークマン「NW-ZX2」の販売を2月14日に開始する。

NW-ZX2 は最上位のハイレゾ対応ウォークマンで、重厚感のある本体に高音質を再生する独自技術や厳選した部品を搭載したモデル。銅板とアルミニウムの総削り出しフレームから構成される新開発のハイブリッドシャーシを採用する。

アンプ部分の電源ラインを強化、信号回路・クロックを最適化し、低域はキレよく豊かに、高域は声の艶まできめ細かく、鮮明に再現できるようにした。はんだにはハイエンドオーディオで使用する素材を採用、広い音域をバランスよく再生できるようにした。ハイレゾ音源再生に重要なアンプには、同シリーズ「NW-ZX1」同様、独自開発のフルデジタルアンプをハイレゾ音源に最適化した「S-Master HX」を搭載している。

加えて、CD や MP3 などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケールする「DSEE HX」も、引き続き搭載する。また、Bluetooth のワイヤレス音楽再生では、新たに、従来の技術の約3倍の情報量を伝送できる新開発の高音質コーデック LDAC(エルダック)に対応する。

その他、NW-ZX1 の約2倍の、最大約33時間、ハイレゾ音源を再生できる。microSD メモリーカードスロットを搭載、microSDXC メモリーカード 64GB 以上にも対応する。

ハイレゾリューション オーディオ音源とは、一般に CD(44.1kHz/16bit)、および DAT(48kHz/16bit)を超える情報量を持つ PCM や DSD フォーマットの音源を指す。

ソニー、ハイレゾ対応ウォークマンの最上位機種を発売
NW-ZX2