SNS 大手 mixi(ミクシィ)は日本でスマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」を北米でも配信開始した。今や同社の収益を支える屋台骨となった主力タイトルの海外展開を拡大する。

mixi(ミクシィ)、主力ゲーム「モンスト」を北米で配信開始--中国展開より先に
北米版 Monster Strike ロゴ

モンストは、「モンスター」と呼ばれるキャラクターを指で引っ張って弾き、ほかのモンスターに当てて倒していく内容で、友達と最大4人まで一緒に遊べる同時プレイ(マルチプレイ)が特徴。

2013年10月にサービスを開始し、2014年10月にはアプリケーションのダウンロード数が累計1,400万件を超える堅調な伸びを示している。2015年春にはゲームセンタなどで遊べるアーケード版の稼働も予定している。

海外展開については、すでに2014年5月に台湾での配信を開始。12月には韓国進出も見込む。なおこれらに先立ち2月には、中国のソーシャルメディア大手 Tencent と組んで同国にも展開していく計画を明らかにしているが、そちらは今のところ続報がない。

北米版は「Monster Strike」という名称で、日本版とは別アプリという扱いだ。米国、カナダでのみ配信し、対応 OS は Android 2.3.3 以降または iOS 6.0 以降。

北米版ゲームイメージ
北米版ゲームイメージ

なお、公式の Twitter アカウント、Facebook ページ、YouTube チャンネルも開設しており、ソーシャルメディアを通じた情報発信にも力を入れる模様。