台湾 HTC は「自分撮り(selfie)」に特化した新型スマートフォン「HTC Desire EYE」と小型カメラ「RE」を発表した。前者は、欧州・中東・アフリカ(EMEA)、アジア、米国で10月以降順次、後者は米国内で10月下旬にそれぞれ発売予定。

■HTC Desire EYE

HTC Desire EYE は本体前面、背面ともに約1300万画素のカメラを搭載する。selfie 撮影時にユーザー自身を中央に配置し、見栄えよく撮影するアプリケーションを搭載する。前面、背面とも裏面照射型 CMOS を採用し、暗い環境でもくっきりとした写真が撮影できるほか、LED フラッシュを焚ける。さらに専用の二段階カメラキーでフォーカスロックと撮影を行える。

ディスプレイは5.2型 FHD。本体は防水性を備え、CPU には Qualcomm Snapdragon 801 を採用する。

イメージ
HTC Desire EYE(出典:HTC)

■RE

RE は潜望鏡のような形をした小型カメラ。1600万画素の撮像素子を搭載し、広角146度、F値 2.8 のレンズを備える。防水性能があり、Bluetooth Low Energy や無線 LAN(Wi-Fi)でスマートフォンと接続する。また microUSB 端子も備える。

イメージ
RE(出典:HTC)

本体に搭載したグリップセンサにより手に取るだけで即座に電源が入る。シャッターボタンは短く押すと写真、長押しで動画を撮影できる。

スローモーション撮影機能やタイムラプス撮影(コマ撮り)機能もある。今後、YouTubeへのリアルタイムな動画ストリーミング機能なども追加予定。スマートフォンに入れた専用アプリケーションから遠隔操作することも可能。写真や動画の編集もスマートフォン上で完結できる。