MMD 研究所が行った「2014年シニア層のスマートフォンに関する調査」によると、シニア層(60歳以上)のスマートフォン所有率は27.6%、昨年から4.4%増加したことなどがわかった。

シニア層(60歳以上)のスマートフォン所有率が昨年より4.4%増加
シニア層の携帯電話端末所有率の推移

スマートフォンを所有しているシニア(N=557)に、新しい携帯電話端末を購入するならどの端末を選ぶかという質問をしたところ、「スマートフォン(65.0%)」「シニア向けスマートフォン(7.2%)」「格安スマートフォン(5.7%)」と合わせて77.9%の人が「スマートフォンを購入する」と回答した。

次に購入する携帯電話端末
次に購入する携帯電話端末

同様の質問をフィーチャーフォンユーザー(N=1,463)にしたところ、「スマートフォン(9.7%)」「シニア向けスマートフォン(10.3%)」「格安スマートフォン(3.7%)」と合わせて23.7%の人が次は「スマートフォンを購入する」と回答した。

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次に購入する携帯電話端末

さらに、「フィーチャーフォンを購入する」と回答したシニア(N=738)を対象に、フィーチャーフォンを選ぶ理由を聞いたところ、最も多かった回答は「通話・メール以外の機能を使わないから」が58.9%、「月額料金が安いから」が55.7%、「操作が簡単だから」が38.3%だった。

フィーチャーフォンを選ぶ理由
フィーチャーフォンを選ぶ理由

同調査は、2014年9月19日から9月21日に行われ、回答者は2,020人だった。