SmartEyeglass 開発試作品 | 着用イメージ |
スマートフォンに入れたアプリケーションの情報を、視界に重ねて表示できる。歩行中に目的地へのナビゲーション表示を確認できるほか、料理をしているときに手元から目を離すことなくレシピを確認したり、スタジアムでスポーツ観戦する時に選手を見ながら関連情報を閲覧できる。
ユーザーの視界のイメージ1 |
ユーザーの視界のイメージ 2 |
メガネ部分と、有線でつながるコントローラ部分で構成する。
メガネ部分にはカメラや加速度センサ、ジャイロスコープ、電子コンパス、照度センサを、コントローラ部分にマイクやバッテリ、タッチセンサを搭載する。スマートフォンと無線通信で連携し、 GPS による現在位置を取得することも可能。
周囲のさまざまな情報を収集し、ユーザーの状況に合わせて最適な映像を表示する。
ソニー独自のホログラム光学技術により、視野を遮るハーフミラーを使わず、85%の高い透過性を持った厚さ 3.0mm の薄型レンズを実現したとしている。また単色表示のためカラーよりも低消費電力かつ輝度が最大 1,000cd/m2 と高く、視界に重なるテキストが読みやすいという。
スマートフォンの対応 OS は Android 4.1 以降。カメラのビデオ機能を使用する場合は Android 4.3 以降。Bluetooth や無線 LAN(Wi-Fi)による通信機能がある。
重さはメガネ部分が約 77g、コントローラ部分が約 44g。
開発試作品 |
Google Glass に比べると、やはりコントローラ部分の存在は気になるが、SmartEyeglass はまだ開発試作品だとかで、今後改良があるかもしれない。なおソニーは、SmartEyeglass 対応アプリケーションを作るためのソフトウェア開発キット(SDK)を公開している。