タニタは、iPhone などと連携する活動量計「カロリズム AM-160」を9月1日に発売する。近距離無線規格 Bluetooth Ver. 4.0(Bluetooth low energy)に準拠する。三菱電機が10月に発売する4K対応液晶テレビ「REAL LS1」へのデータ転送なども可能となっている。オープン価格だが、直販は8,618(税込)

タニタ、iPhone と連携する活動量計「カロリズム AM-160」発売
タニタ、iPhone と連携する活動量計「カロリズム AM-160」発売

タニタは、歩数などを記録して1日に使ったカロリーを計算できる活動量計を、2009年に他社に先んじて「カロリズム」ブランドで一般向けに発売したが、従来、iPhone と連携するモデルはなかった。

新たに発売する AM-160 では計測したデータを iPhone に転送し、対応アプリケーションで管理できる。活動量計本体でも歩数、総消費エネルギー量、活動エネルギー量の3項目は確認できるが、アプリ上ではさらに「脂肪燃焼量」「活動時間」なども詳しく見られる。

AM-160 に対応するアプリは3種類。計測結果をグラフ化して管理できる「ヘルスプラネット」を筆頭に、エクササイズの成果でアプリ内のキャラクターの体形や性格が変化していく「ふとしの部屋」、アプリ内のヒロインと一緒にランニングでダイエットに挑戦する「ねんしょう!2+」がある。いずれも基本料無料で利用できる。8月25日より順次更新して AM-160 と連携できるようになる。

これに加え AM-160 は、従来モデルに比べ処理性能を2倍に向上し、6秒ごとに行動判定を行うアルゴリズムを採用した。対応アプリの1つ、ヘルスプラネットと連携すると、1日の活動量を「安静」「生活」「歩き」「走り」に分類して確認できる。

活動量計のサイズは縦 14mm ×横 75mm ×高さ 35mm で、重さは約 26g。高級車のリモコンキーを思わせるデザインという。

なお、タニタはすでに Bluetooth Ver. 4.0 に対応し、スマートフォンやテレビと連携する体組成計「インナースキャンデュアル RD-900」「同 RD-901」を5月に発売している。AM-160 と組み合わせれば、運動の効果とからだの変化が一目で把握できるという。またの体組成のデータを活動量計に反映させて、計測の精度を高めることもできる。