米国 Apple のタブレット「iPad 」に、立体を読み取って 3D データ化する「3D スキャナ」の機能を追加できる機器「iSense」の販売が日本でも始まった。低価格 3D プリンタの雄として知られる米国 3D Systems の製品で、8月18日時点では JBCC ホールディングス傘下のイグアスが取り扱っている。販売価格は7万円(税別)。

iPad を 3D スキャナに変える「iSense」、日本でも販売開始--7万円
iSense(出典:3D Systems)

イグアスは、2009年から 3D Systems の 3D プリンタを販売している代理店。 3D Systems 製の 3D スキャナ「Sense」も取り扱っている。

新たに販売する iSense は、専用アプリケーションを入れた iPad に装着して、立体をカメラで撮影すると、3D データ化できる。サイズは119.2×27.9×29mm、重さ99.2gと、比較的小型、軽量。

対応 OS は iOS 7 以降。対応機種は「iPad Retina ディスプレイモデル」「iPad Air」「iPad mini Retinaディスプレイモデル」。

イグアスはパートナ企業を介して販売を行う。また神奈川県川崎市にある同社のショールームに製品を展示する。