韓国 Samsung Electronics は、光学10倍ズーム レンズ、2,070万画素センサー、光学手ぶれ防止機能というデジタルカメラ並みの撮影機構を備える新型 Android スマートフォン「Galaxy K zoom」を発表した。約1年前に発表した同様のスマートフォン「GALAXY S4 zoom」に比べ撮像素子の解像度を増やすなど、スペックを強化している。

Samsung のほとんどカメラなスマホ「Galaxy K zoom」、光学10倍ズーム、2,070万画素 CMOS、光学手ぶれ防止など
Galaxy K zoom コンパクト デジタルカメラ並みの撮影機構を搭載

Galaxy K zoom は、コンパクト デジタルカメラ並みの、35mm 判換算で焦点距離 24mm から 240mm(開放 F 値は F3.1 から F6.3)の光学10倍ズーム レンズを搭載する。沈胴式のレンズ構造を採用し、ボディの厚みを抑えた。撮像素子も、画素数が2,070万画素ある2.3分の1インチ裏面照射 CMOS センサーで本格的。さらに、光学式の手ぶれ防止機能やキセノン フラッシュも備えており、薄暗い状況で力を発揮するだろう。

沈胴式レンズで厚みを抑える
沈胴式レンズで厚みを抑える

画面は4.8インチ(1,280×720ピクセル表示)有機 EL。正面(サブ)カメラの撮像素子は200万画素。RAM サイズは 2.0GB、ストレージ用メモリ サイズは 8GB。バッテリ容量は 2,430mAh。プロセッサは、動作周波数 1.3GHz のクアッド コア品と、同 1.7GHz のデュアル コア品を組み合わせたヘキサ コア構成。Android OS のバージョンは4.4。

サイズは137.5×70.8× 16.6mm、重さは 200g。