アバター(自分の分身キャラクター)を使って LINE の友達などと交流できるアプリケーション「LINE PLAY」に新機能が加わった。最大20人が集まって同時にチャットできる仮想の広場「スクエア」が利用できるようになった。

LINE PLAY、最大20人のアバターがチャットできる「スクエア」公開、「ピグ」に近づく
LINE PLAY の新機能「スクエア」

LINE PLAYは、アバターの服装やアバターの住む部屋(マイルーム)を装飾し、互いの部屋を訪問して遊べる。2012年に開始し、現在は世界210の国に合計1,400万人のユーザーがいる。

従来も「トークルーム」でアバター同士1対1のチャットができたし、「ラウンジ」では LINE 本体と似た画面で複数人のチャットができた。しかし今回のスクエアはアバターの表情や動きを生かしつつ、大人数で交流ができるのが魅力だ。

スクエアではアバターの大きさや動く速さを一定期間変化させる薬(ポーション)を使ったり、近くにいるアバター同士でハイタッチしたりできる。同じスクエアにいるほかのアバターの表情、動作を見ながら、より臨場感のある会話ができる。

スクエアの種類は当初「カフェ」「パーク」の2種類があり、今後「アミューズメントパーク」「スポーツスタジアム」などを順次追加予定だ。

新機能は、サイバーエージェントの「Ameba Pigg」にある広場などのオープンチャットルームとよく似ている。

家族や友達など身近な人との交流に重点を置く LINE 本体と異なり、LINE PLAY は今後、Ameba Pigg のように新しい知り合いを作れる場として発展させていく意向があると見られる。