4月は入学、入社、転勤など、何かと生活の変わる時期だが、そのついでに、家庭にある PC 周りもきれいにしたい時期でもある。そこで、バッファローから、無線 LAN 中継機と洗えるキーボードが4月下旬に発売される。

無線 LAN はケーブルなしで Wi-Fi ルータ(無線LAN親機)にアクセスし、インターネットを使うことができるので、非常に便利だが、家庭のすべての部屋で使えるとは限らない。

「WEX-300」は、11n/g/b 300Mbps 対応の無線 LAN 中継機で、ユーザーが現在使っている Wi-Fi ルータと合わせて設置し、Wi-Fi ルータの電波を中継させ、電波の到着範囲を延長できるもの。

接続の設定は簡単で、この製品と Wi-Fi ルータ両方の AOSS/WPS ボタンを押すだけ。MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術を使用して複数のアンテナで送受信を行い、障害物に強い安定した電波を高速で送受信できるようにした。

製品の背面にある4つの有線 LAN ポートに、テレビ、ゲーム機などの有線 LAN 機器を接続して Wi-Fi 接続できるので、Wi-Fi ルータから、長い LAN ケーブルで接続する必要がなくなる。

バッファロー、無線 LAN 中継器と水洗いできるキーボードを発売
「WEX-300」

「BSKBU12BK」は、USB 接続タイプの PC 用キーボードで、水洗いできる。

キーの隙間に溜まったホコリや食べかすなど、キーの隙間に入って掃除しにくい汚れも、水道水で洗い流せる。コーヒーなどの飲み物がこぼれて、製品にかかった場合にも、すぐに洗い流せる。細い溝に溜まった汚れも掻き出せるクリーニングブラシが付属している。

キートップの文字はレーザー刻印による印字で、耐久性があり、文字が消えにくい仕様。打鍵音の静かなメンブレン式を採用した、日本語108キーの、スタンダードなフルキーボード。2段階で角度を調節できる。

価格は、4,200円(税別)。

「BSKBU12BK」
「BSKBU12BK」

水洗いできるキーボードは、きれい好きな PC ユーザーの長年の夢だった。水洗いできるキーボードは2003年に登場したが、病院や店舗、工場など向けで、価格4万8,000円と、高価だった。

2012年にエバーグリーンが販売を開始した、防水タイプ USB キーボード「タッチパッド付き 87キー英語キーボード DN-82562」「日本語85キー 英語88キー DN-82560」の2機種は、同社直販サイト「上海問屋」のみでの販売だったが、直販価格は前者が4,999円(総額)、後者が2,499円(同)と、かなり値下がりしている。

さて、水洗いできるキーボードが、PC で標準になるのはいつだろうか。