アプリ解析ベンダー Flurry は、アプリ利用時間に関する最新の調査結果を公表。スマートフォン利用者のアプリ利用時間がさらに伸びた一方、Web 利用時間が減少したことを明らかにした。

同調査によれば、スマートフォンユーザーのデバイス利用時間は1日平均2時間42分。前回調査時(2013年)の2時間38分から4分増加していたという。

スマートフォンユーザーがその利用時間の大半を費やしているのは「アプリ」。全利用時間の86%をネイティブアプリの使用に費やしている。これに対し、Web 利用に費やす時間は全体の14%を占めるに過ぎない。スマートフォンユーザーが Web よりアプリを好むという傾向は、前回調査時(2013年)よりもさらに強まっている。2013年調査時には、アプリ利用時間は全体の80%、Web は20%を占めていた。

スマートフォンユーザーは、Web よりアプリが好き
スマートフォンユーザーのアプリ利用時間が増加(出典:Flurry)

スマートフォン利用時間の内訳をみると、利用者が最も長時間を費やしているのは「ゲーム」アプリであることがわかる。ゲームに費やされた時間は、全利用時間の32%を占めていた。これに次ぐのが Facebook で17%だった。SNS は、スマートフォン利用時間で大きな割合を占めており、Facebook の他、Twitter(1.5%)、その他のソーシャルメッセージ(9.5%)を利用する時間をすべて合計すると、28%に達する。

スマートフォン利用時間内訳(出典:Flurry)
スマートフォン利用時間内訳(出典:Flurry)