NTT ドコモが、MVNO(仮想移動体通信事業者)などに向けたパケット接続料を大幅に引き下げたことを明らかにした。前年度に比べて6割近い下げ幅で、スマートフォン向けデータ通信サービスの低廉化が進むとの期待が高まっている。

ドコモは、2013年度適用の事業者間における携帯電話のパケット接続料について、3月24日に総務大臣へ届出を行った。総務省のガイドラインに準拠して算定し、2012年度適用の料金から56.6%の低減としている。2013年4月1日にさかのぼって適用する。

MVNO 側の設備負担が比較的小さいが提供できるサービスの自由度が低い「レイヤ3接続」、設備負担が大きいが自由度の高い「レイヤ2接続」どちらも引き下げとなる。

ドコモは MVNO 向けのパケット接続料値下げを積極的に進めており、この5年間で、レイヤ3接続は8分の1程度、レイヤ2接続は10分の1程度に低下している。

データ通信さらに安く? ドコモ、MVNO などに向けパケット接続料を大幅値下げ
出典: NTT ドコモ

MVNO 各社は4月からの消費税増税を期に値下げを進めているが、ドコモの施策がこれを後押しすると見られる。