4月からの消費税増税を期に、モバイル向けデータ通信サービスを値下げする動きが進む。NTT コミュニケーションズ(NTT Com)や日本通信などMVNO(仮想移動体通信事業者)各社が月額900円(税別)のプランを打ち出し、一部は高速通信の通信量上限も引き上げている。

データ通信、増税でも値下げ -- MVNO が「900円プラン」続々
NTT Com などは値下げを打ち出している

NTT Com は4月から「OCN モバイル ONE」の最安プランを、税別で月額934円から同900円に引き下げる。これは消費税(8%)込みでも月額972円となり、3月までの消費税(5%)込みの料金である月額980円より若干安い。また追加料金なしで高速通信ができる通信量の上限も1日 30MB から 50MB に引き上げる。

月900円のプランは MVNO 各社が展開している。日本通信の「b-mobile X SIM」は同料金で月間 600MB、インターネットイニシアティブ(IIJ) の「IIJmio高速モバイル/Dサービス」は月間 1GB の高速通信ができる。

NEC ビッグローブも「BIGLOBE LTE・3G」で、4月から同様の料金にすることを発表している。こちらも月間 1GB の高速通信ができる。また、 NTT ぷららも「ぷららモバイル」でこうしたプランを投入予定だと報じられている。

これまで MVNO では月額933円(税込980円)がサービス料金の1つの指標になっていたが、4月からは同900円(税込972円)がそれに取って代わりそうだ。

なお、政府は2015年10月に消費税を10%まで引き上げる方針。さらなる増税に各社がどこまで対応するかも気になるところだ。