米国 Google のビジネス向け Web アプリケーションスイート「Google Apps」を導入、あるいは検討している企業に朗報だ。iPhone から Google Apps 利用者を一括管理するアプリケーション「Google 管理コンソール」が公開になった。Android 版に続くものだ。

iPhone で Google Apps ユーザーを一括管理できる「Google 管理コンソール」公開
Google Apps 管理者に便利な「Google 管理コンソール」

Google Apps は Web メール「Gmail」、カレンダーサービス「Google カレンダー」、オンラインストレージ兼オンラインオフィスアプリケーション「Googleドライブ」などをひとまとめにし、無料版にはない追加機能を持たせている。ビジネス版では1人あたり30GBのより大きなメール保存容量、グループ単位のポリシー設定、24時間365日のサポートなどだ。

2012年に無料のスタンダード版がなくなり、中小企業や SOHO にはやや敷居が高くなったとはいえ、グループウエアのように使える便利さもあり、Google というブランドへの信頼性もあり、魅力的な選択肢といえる。

さらに今回公開になった Google 管理コンソールを組み合わせれば業務の機動性をかなり高めてくれるだろう。社内の Google Apps 管理者はこのアプリを使ってどこにいても一般的なタスクを実行できる。利用者の追加、停止、再開、削除にはじまり、パスワードの再設定、グループの管理、監査ログの確認、サポートへの問い合わせ、ドメイン設定の変更の確認などが可能だ。なおサービスサブスクリプションの変更などは従来通り Web サイト版から行う必要がある。

このアプリで管理できるサービスは、Google Apps のビジネス版の他、教育機関版、公共機関版、外出中の社員の状況を把握する「Google Maps Coordinate」、それにまだ日本では入手しにくいクラウドベースのノートPC「Chromebook」だ。

アプリの対応 OS は iOS 6.0 以降。iPhone の他、iPad、iPod touch でも利用できる。ダウンロードは無料だが、前提として Google Apps を含む Google の企業向けサービスを利用している必要がある。

iPad からも利用できる。
iPad からも利用できる