オリンピックの開会式のテレビ中継では、各国の代表選手がスマートフォンのカメラを使い、会場の様子を撮影する様子が伝えられる。選手はこのとき、iPhone を利用しても罰せられることはないそうだ。米国メディア MacRumers が伝えた。

スイスメディア Bluewin は2月4日、ソチオリンピックの公式スポンサーである韓国 Samsung が各国の代表選手に同社のスマートフォン GALAXY Note 3 を無償で提供。その見返りとして、開会式に参加する際には iPhone を含む他社製のスマートフォンのロゴをカバーで覆うよう求めていたと報じた。

ソチオリンピック開会式での「iPhone 禁止」はウソだった?

複数の欧米メディアがこの件を取りあげ、選手が Samsung によるリクエストに応じなかった場合、何らかのペナルティが課せられるのではないかと懸念を表明していた。だが、その心配はないようだ。Mac Rumers は2月6日、国際オリンピック委員会(International Olympic Committee:IOC)の広報担当者による次の声明を紹介した。

「報道は真実ではない。選手たちは開会式の間、好きなデバイスを利用できる。前回のオリンピックと同じ通常ルールが適用される」

前回のオリンピックとは、2012年のロンドンオリンピックを指す。この大会では Samsung の「GALAXY S III」が「公式スマートフォン」とされていたが、選手たちは iPhone も利用していた。今回のソチオリンピックでは「GALAXY Note 3」が大会の「公式スマートフォン」とされている。

IOC によるこの声明に対し、MacRumers の Jordan Golson 氏は次のようにコメントしている。

「Samsung がロゴを覆うよう選手たちに要求した可能性はある。だがこれは IOC からの公式なリクエストではなく、選手たちは Samsung 以外のスマートフォンをロゴを隠さずに使用しても、罰せられることはないだろう」