ソーシャル映画レビュー。最近見た映画の話題を Twitter や Facebook で共有する。今や当たり前の行動が、あらためて脚光を浴びた。こうしたレビューを一覧できるサービス「Filmarks」の運営会社つみきに KDDI と朝日新聞社が出資したためだ。

「ソーシャル映画レビュー」に脚光… Filmarks、 KDDI と朝日新聞が出資
Filmarks の iPhone アプリ

Filmarks は2012年にスタート。5万4,000件の映画情報を掲載しており、それぞれの作品を鑑賞した人の感想を見たり自分で書き込んだりできる。レビューは Twitter や Facebook でも共有でき、口コミで利用者が増えている。これまでに投稿されたレビューの数は130万件あまり。

レビューを探す際は、公開中、上映予定の作品だけを一覧したり、アカデミー賞やサンダンス映画祭といった映画賞で作品を絞り込んだりすることが可能。もちろん監督やキャスト、国別、製作年別の検索もできる。

Filmarks 自体にソーシャルメディアとしての機能があり、 Twitter や Facebook の友人とつながって、相手の鑑賞した映画を知るとか、あるいは自分に好みの似た人を新たに探してつながるという使い方ができる。

iPhone、Android 向けアプリケーションを公開しており、いずれも見やすく使いやすいデザインで、利用者の多くから好評を得ている。またパソコン向け Web サイトもある。

なお、映画情報にはそれぞれ Amazon.co.jp へのリンクが付いており、気に入った人がそこからダウンロード版や DVD を購入すると、Filmarks を運営するつみきが広告収入を得られる仕組みだ。

今回は KDDI のコーポレート・ベンチャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」と朝日新聞社の新事業開発部門「朝日新聞社メディアラボ」が、総額1億円をつみきに出資した。

両社ともこの分野の成長を見込んでおり、朝日新聞社はつみきと共同で、映画にとどまらないエンターテインメント分野を対象にした SNS を開発する方針。また KDDI は、スマートフォン利用者が動画を視聴する際に、つみきのレビューを生かすことでより楽しめるような環境を整える考えだ。