NTT ドコモ、 KDDI (au)、ソフトバンクモバイルの3社による2014年春の「学割」キャンペーンが出そろった。本人だけでなく家族も利用でき、基本使用料が最大3年間0円になる他、キャリアによって追加の特典が付く。それぞれの特徴を見ていこう。

キャンペーンは「ドコモの学割2014」「auの学割」「ホワイト学割 with 家族 2014」の名称で申し込み受け付けを開始した。各社ともに申し込み期限は2014年6月1日までとしている。

利用資格だが、ドコモは「3歳以上の未就学児と学生、その家族」、 au は「小学生以上の学生とその家族」、ソフトバンクは「0歳からの未就学児と学生、その家族」が対象だ。ソフトバンクが最も適用範囲が広い。ドコモやソフトバンクの場合、子どもが小さいうちは、家族の誰かの「2回線目」として使ってもいい。

これらの学割では、児童・学生本人が新規契約または番号ポータビリティ制度(MNP)による乗り換えを申し込むと、月額780―980円の基本使用料が最大3年間0円になる。ちなみにドコモは児童・学生が過去に学割を利用していても、新たな回線を契約すれば同一名義で再び申し込めるが、 au、ソフトバンクはできない。

児童・学生とともに、家族も新規契約またはMNPで学割を利用できる。各社とも家族内割引に加入することが前提。ただし家族の場合、 au とソフトバンクは MNP を使わないと適用期間が1年間に限られる。

●ドコモの特典
 
ドコモの学割2014
ドコモの学割2014

ドコモは学割を申し込んだ児童・学生が、「d ビデオ」「d アニメストア」「d ヒッツ」というコンテンツサービスのうち2つ以上を契約すると、パケット定額サービスのデータ通信量上限が最大3か月間、1GB増える。

また「春の学生スマホ割」として児童・学生が「月々サポート」対象の LTE サービス「Xi」対応スマートフォンを購入すると最大1万80円の割引がある。

これに加え「学生家族いっしょ割2014」というキャンペーンも用意されている。これは学割に申し込んだ児童・学生の家族がすでにドコモの回線を使っていると、新たに Xi 対応スマートフォンを購入した際に最大13か月、利用料金が月額780円割引される。

●auの特典
 
auの学割
auの学割

au では学割を申し込んだ児童・学生がコンテンツサービス「auスマートパス」に加入すると、2014年12月利用分まで、月額情報料390円が無料になる。

また厳密には学割の特典ではないが、「U25家族セット割」キャンペーンを利用できる。25歳以下の人とその家族が、新規契約または機種変更で au スマートフォンを同時に2台以上購入すると、それぞれの代金が最大1万500円割引になる。なお、 iPhone へ機種変更する場合、割引額は他の機種の半額になる。2014年3月末まで申し込める。

●ソフトバンクの特典
 
ホワイト学割 with 家族 2014
ホワイト学割 with 家族 2014

ソフトバンクでは学割を申し込んだ児童・学生とその家族がスマートフォンを購入すると代金が最大1万500円割引になる「学生家族まるごと割」を利用できる。2014年3月末まで申し込める。家族は学割に申し込む必要はなく、すでにソフトバンクの回線を使っていてもよい。

スマートフォンを「新スーパーボーナス」で買うことが条件。一括払いの場合は1万500円分の割引、分割払いの場合は1万円分の商品券が利用できる。なお家族が iPhone へ機種変更する場合、割引額は他の機種の半額になる。

ドコモや au が2013年の学割で用意していたパケット定額サービスの割引が今回はなくなったのは残念だ。もっとも春商戦の本格化に伴い、各社とも追加のキャンペーンを実施する可能性があるため、今後の発表にも目を配りたい。