2013年、オープンソースの世界で最も注目された試みは、30日間で3,200万ドルの資金調達を目指した Ubuntu 創始者 Mark Shuttleworth 氏による「Ubuntu Edge」ファンディングキャンペーンだった。

Shuttleworth 氏は eWeek によるインタビューにこたえ、Ubuntu Edge キャンペーンを「名誉ある敗北」だったと表現した。だが同氏は Ubuntu スマートフォン実現を諦めたわけではない。

Mark Shuttleworth 氏: Canonical は Ubuntu Glass に取り組んでいない
Ubuntu 創始者 Mark Shuttleworth 氏

Ubuntu Edge キャンペーンでは目標額にこそ届かなかったものの、1,280万ドルの調達には成功した。これは、クラウドファンディングとしては無視できない金額だ。Shuttleworth 氏は、Canonical はスマートフォンからデスクトップまで、すべてをカバーするベストな OS の開発をさらに前進させると約束した。

我々は Shuttleworth 氏に対し、Google の Chromebook のような Ubuntu 搭載ノート PC の開発を、クラウドファンディングによる資金調達で実現するつもりはないかと尋ねてみた。同氏の頭の中には、そのようなプランはないという。

我々はまた、ウェアラブルコンピューティング市場に Ubuntu が参入するつもりはないのかとも尋ねてみた。だが Shuttleworth 氏は、Canonical は Ubuntu Glass のようなデバイスを開発してはいないとこたえた。

「ウェアラブルを開発しているラボの多くで、開発者が Ubuntu を利用している。ウェアラブルデバイスへの取り組みのコアに Ubuntu が存在することはありうるだろう。だが当面は、Canonical はスマートフォン、タブレット、そして PC 上で動作するコンバージェンス OS にフォーカスする」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。