App Annie による最新のレポート「Japan Outspends US, Continues Meteoric Growth」により、10月、日本のスマートフォンアプリの月間売上高が米国を抜き、世界一になったことがわかった。10月の日本におけるアプリの月間売上高は3億5,000万ドル近くにものぼったという。

日本のスマートフォンアプリダウンロード数と売上高が米国を抜いて世界一に
2013年10月における月間アプリ売上高(出典:App Annie)

同レポートによれば、日本ではスマートフォンの普及率が2013年に42%に達し、44%の米国に急速に追いつきつつあるという。これに伴い、アプリ売上高が上昇したと App Annie は分析している。

日本および米国におけるスマートフォン普及率(出典:App Annie)
日本および米国におけるスマートフォン普及率(出典:App Annie)

日本ではスマートフォン向けのデジタルコンテンツ市場が急速に伸びている(出典:App Annie)
日本ではスマートフォン向けのデジタルコンテンツ市場が急速に伸びている(出典:App Annie)

日本で特に成長が著しいアプリ分野はゲーム。2013年の売上高は前年同月比3.9倍に伸びた。米国でもゲームは前年同月比2.7倍にまで成長したが、日本の高い成長には及ばなかった。

日本で最も成長著しいアプリ分野はゲーム(出典:App Annie)
日本で最も成長著しいアプリ分野はゲーム(出典:App Annie)

他国と比較した際の日本のアプリ市場の特徴は、Google Play の売上高が急上昇している点にある。10月の日本の Google Play の売上は2億ドルを上回った。日本における Google Play の成長率は、世界の他の地域と比較して非常に高い。

日本では、Google Play の成長率が世界の他地域より高い(出典:App Annie)
日本では、Google Play の成長率が世界の他地域より高い(出典:App Annie)

App Annie は、今回の調査結果を次のようにまとめている。

「2013年が、日本のスマートフォン普及率が米国に追いついた年だったとするならば、2014年は完全に追い抜く年となるだろう」

レポートは今回の調査を受け、世界中のアプリ開発者による日本への投資が今後増加すると見込んでいる。

だが一方、同レポートは米国のアプリ開発者に対して、安易にアプリの日本語化をすべきではないと警告する。日本で成功するには、日本の文化や習慣に対する理解が必要なだけでなく、テレビなどでの大規模な広告も要求されるため、海外からの参入は容易ではないとしている。

日本市場で成功するには TV CM も重要な要素(出典:App Annie)
日本市場で成功するには TV CM も重要な要素(出典:App Annie)