クラウドストレージプロバイダー米国 Dropbox と、PC ベンダー米国 Dell は12月12日、テキサス州オースチンで開催中の「Dell World 2013」で提携を発表した。この提携は、企業の IT マネージャー、セキュリティ担当者、そして一般従業員にとっての福音となるだろう。

Dell と Dropbox が提携 ― Dell タブレット とノート PC に「ビジネス向け Dropbox」をプリインストール
提携により Dell は同社顧客に向けた「ビジネス向け Dropbox」の提供を開始する。このサービスを利用すれば、企業従業員はどこからでも会社内のデータにアクセス可能になる。一方、IT 管理者は、企業データのセキュリティを維持できる。

企業データファイルをファイアウォール内に留めつつも、従業員がそのファイルに安全にアクセスできるというのは、個人デバイスの業務利用(Bring Your Own Device:BYOD)が進む企業における、ベストなソリューションとなるだろう。

BYOD に関しては様々な調査がなされているが、その多くで従業員は BYOD を望んでおり、BYOD の利用は業務をより効率的に進めることを可能にする、という結果がでている。

ビジネス向け Dropbox
Dropbox は、Dell の Venue タブレットとノート PC の複数モデルにプリインストールされ、従業員はいつでもどこからでも業務用ファイルにアクセス可能になる。Dell はまた「ビジネス向け Dropbox」を、同社の「Dell Data Protection | Cloud Edition」に統合する。

Dell エンドユーザーコンピューティングソフトウェアのエグゼクティブディレクターである Brett Hansen は、次のように述べた。

「これは、提携の始まりに過ぎない。今後数か月のうちに、ビジネス向け、個人向けの両面で、Dell と Dropbox の提携はより発展していく。Dropbox は最も革新的で、最も速いペースで成長しているサービスであり、そして最も人気の高いクラウドストレージソリューションだ。Dropbox と Dell は共同で、企業環境への BYOD 浸透を促進させ、同時に企業データの保護を強化する」