AnandTech は iPad mini Retina ディスプレイモデル(iPad mini Retina)のディスプレイについて調査を実施。同モデルのディスプレイは、iPad Air に搭載されたものよりも、色域が狭く、彩度も低いとする調査結果を発表した。

iPad mini Retina モデルのディスプレイは、iPad Air よりも劣っている?
Apple iPad mini Retina ディスプレイモデル

色域とは、デバイス上で再現できる色空間。色域が広いほど、正確な再現が可能とされている。AnandTech の調査によれば、 iPad mini Retina の色域は、前モデルの iPad mini よりは広いが、iPad Air より狭いことがわかったという。AnandTech はまた、iPad mini Retina の色域は、Google の Nexus 7 よりも狭いことも明らかにしている。

AnandTech による色域調査(出典:AnandTech)
AnandTech による色域調査(出典:AnandTech)

AnandTech は色の鮮やかさの尺度である彩度についても調査。iPad mini Retina の彩度は iPad Air や Google Nexus 7 よりも低いことを明らかにしている。

AnandTech による彩度調査(出典:AnandTech)
AnandTech による彩度調査(出典:AnandTech)

AnandTech は、Apple はフォトグラファーなど、カラ―の再現にこだわりを持つ人は、大画面の iPad Air を購入すると考え、iPad Air と iPad mini Retina のディスプレイの供給元を分けたのではないかと推測している。

だが AnandTech は、iPad mini Retina のディスプレイが美しいものであることは認めている。AnandTech は、従来モデルの iPad mini と比較した場合、iPad mini Retina の画面の美しさは圧倒的であり、iPad mini Retina を使ったあとでは、「以前のバージョンに戻るのは、容易ではない」ともしている。

従来モデルの iPad (左)と、iPad Retina (右)の画面比較(出典:AnandTech)
従来モデルの iPad (左)と、iPad Retina (右)の画面比較(出典:AnandTech)