米国 Apple は、7.9インチ画面の小型タブレットの新製品「iPad mini with Retina display」を11月後半に発売する。1年前に発売した初代モデルと画面サイズは同じだが、高解像度「Retina」ディスプレイを新たに搭載。プロセッサも、最新型のタブレット「iPad Air」およびスマートフォン「iPhone 5s」と同じ64ビット プロセッサ「A7」を採用する。

Apple、Retina ディスプレイ/A7 チップの「iPad mini with Retina display」を発表
iPad mini with Retina display
(出典:Apple)

米国におけるメーカー希望小売価格は、Wi-Fi 版の 16GB モデルが399ドル、32GB モデルが499ドル、64GB モデルが599ドル、128GB モデルが699ドル。Wi-Fi+Cellular 版は、16GB モデルが529ドル、32GB モデルが629ドル、64GB モデルが729ドル、128GB モデルが829ドル。日本では、ソフトバンクモバイルが11月中、KDDI が11月下旬にそれぞれ発売するとしているものの、具体的な提供モデルは不明。

画面の表示ピクセル数は2,048×1,536ピクセル(初代 iPad mini は1,024×768ピクセル)あり、iPad Air などの9.7インチ画面の iPad シリーズと同じ表示を7.9インチの小さく軽いボディで利用できる。表示解像度は 326ppi で Retina ディスプレイのなかでも極めて高く、人間の目には表示ピクセルが分離して見えず画面のテキストや画像が鮮明だという。

9.7型 iPad シリーズと同じ表示解像度をコンパクトに (出典:Apple)
9.7型 iPad シリーズと同じ表示解像度をコンパクトに
(出典:Apple)

プロセッサは64ビットの A7 チップに強化され、「A5」プロセッサを搭載している初代 iPad mini に比べ演算能力が4倍、グラフィックス処理能力が8倍高いという。無線 LAN(Wi-Fi)については、2つのアンテナを使う MIMO 技術を採用したことで通信速度が2倍になり、最大 300Mbps になるとしている。

サイズは高さ 200×幅134.7×厚さ 7.5mm で、初代 iPad mini とほとんど同じ、重さは、Wi-Fi 版が 331g、Wi-Fi+Cellular 版が 341g で、初代 iPad mini に比べやや重くなった。ボディカラーは「Space Gray」「Silver」の2色。

カラー バリエーション 左:Space Gray、右:Silver (出典:Apple)
カラー バリエーション
左:Space Gray、右:Silver
(出典:Apple)