米国 Microsoft は台湾 HTC に対して、同社 Android スマートフォンのうちの数機種に Windows Phone を搭載するよう働きかけを行っているという。米メディア Bloomberg が匿名の情報筋の話として伝えている。

Microsoft、HTC に対し Android スマートフォンに Windows Phone を搭載するよう説得中?

同メディアによれば、Microsoft は、HTC が Windows Phone を同社スマートフォンの“第2オプション”にするのであれば、Windows Phone のライセンス料を大幅に引き下げるか、場合によっては無償にしても良いという条件を提示しているという。Microsoft で OS 部門のトップを務める Terry Myerson 氏が先月 HTC に対してこの提案を持ちかけたが、契約には至っていないそうだ。

“第2オプション”が何を意味しているのかは、現時点では不明だ。購入時に、Android または Windows Phone のどちらかが選択可能になるのかもしれないし、ひょっとしたら、デュアルブートが可能になるのかもしれない。

ここまで、Micorosft の Windows Phone プラットフォームは、エンドユーザー、モバイル開発者双方の心を掴むのに失敗している。IDC の調査によれば、2013年第2四半期の Windows Phone の市場シェアは、わずか3.7%に留まっていた。これに対し、ライバルである Android のシェアは79%、iOS のシェアは13%となっている。

HTC はかつてはスマートフォンの米国におけるトップセラーベンダーの1つだった。だが、マーケティング戦略の失敗により、Samsung、LG、ZTE など、他のスマートフォンベンダーに市場シェアで水をあけられている。IDC の調査によれば、2013年第2四半期の Android スマートフォンの売上シェアで、HTC は8位に留まっていた。