米国 Apple は、新型スマートフォンとして、上位モデルの「iPhone 5s」と、カラフルな硬質プラスティック製ボディが特徴の廉価版「iPhone 5c」を発表した。いずれも、9月20日に日本、米国、オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、プエルトリコ、シンガポール、英国で発売する。米国におけるメーカー希望小売価格は、iPhone 5s の 16GB 版が199ドル、32GB 版が299ドル、64GB 版が399ドル、iPhone 5c の 16GB 版が99ドル、32GB 版が199ドル。

日本では、これまで iPhone を取り扱ってきたソフトバンクモバイルと KDDI に加え、NTT ドコモも iPhone 5s/iPhone 5c 両モデルの販売を始める。そして、3社とも9月13日16時に iPhone 5c の購入予約受付を開始する。iPhone 5s については、予約受付を行わない。

Apple、ほぼ噂通りの「iPhone 5s」「iPhone 5c」を9月20日発売、ドコモも取り扱い開始
iPhone 5s

iPhone 5c
iPhone 5c

【iPhone 5s 】

iPhone 5」同様アルミニウム製ボディを採用。画面も4インチ(1,136×640ピクセル表示)の Retina ディスプレイで変わらない。OS は新版の「iOS 7」。

プロセッサは強化され64ビットの「A7」チップとなり、初の64ビット対応スマートフォンになるという。処理性能は従来の2倍に高まるがバッテリ駆動時間を改善し、最大で待ち受け時間が250時間、3G 通話が10時間、LTE/Wi-Fi の Web ブラウジングが10時間、3G の Web ブラウジングが8時間、ビデオ再生が10時間、音楽再生が40時間としている。

画面下のホームボタンには、指紋センサー「Touch ID」が組み込まれた。指の向きを気にせずボタンに触れるだけで指紋を読み取らせることが可能で、iPhone 5s のロックを解除したり、「iTunes Store」「App Store」「iBooks Store」でコンテンツ購入時の認証を行ったりできる。

カメラ用撮像素子の画素数は800万画素で iPhone 5 と同じだが、レンズの開放 F 値が 2.2 と明るく、撮像素子の各センサーが大きくなって低照度での性能が向上しているため、よりよい写真/ビデオが撮影可能という。画像処理プロセッサ、カメラ アプリケーションを改良したことで、ピント調整に必要な時間を半減できたほか、画像取得の高速化、ダイナミック レンジの拡大といった効果も得られた。

サイズは高さ123.8×幅58.6×厚さ 7.6mm、重さは 112gで、これも iPhone 5 と同じ。ボディ カラーは「Gold」「Silver」「Space Gray」の3色。

iPhone 5s のカラーバリエーション
iPhone 5s のカラーバリエーション

【iPhone 5c】

ハードコート ポリカーボネート製のボディを採用し、「Blue」「Green」「Pink」「Yellow」「White」のカラフルなカラー バリエーションを用意する。画面は4インチ(1,136×640ピクセル表示)の Retina ディスプレイ。プロセッサは iPhone 5 と同じ「A6」。OS は iOS 7。

カメラ用撮像素子の画素数は800万画素で、レンズの開放 F 値は2.4。バッテリ駆動時間は iPhone 5s と同等。

サイズは高さ124.4×幅59.2×厚さ 8.97mm、重さは 132gで、iPhone 5 に比べ僅かながら大きく重い。

iPhone 5c のカラーバリエーション
iPhone 5c のカラーバリエーション