米国 Microsft は7月16日、Office 365 契約者向けに iOS アプリ「Outlook Web Apps(OWA)」を公開した。iTunes App Store で無償提供している。

Microsoft、iPhone/iPad 向け Outlook アプリの提供を開始
OWA for iPad(左)と OWA for iPhone(右)

Microsoft の Exchange テクニカルマーケティングチーム上級マネージャである Steve Chew 氏は、同社の公式 Blog で OWA について次のように説明している。

「OWA for iPhone および OWA for iPad は ブラウザ版の Outlook Web App 同様に、E メール、カレンダー、アドレス帳の機能を提供する。《中略》アプリの利用には、今年2月に発表された Exchange Online アップデートを含む、Office 365 が必要となる」

OWA for iPad のカレンダー画面(左)と OWA for iPhone のカレンダー画面(右)
OWA for iPad のカレンダー画面(左)と OWA for iPhone のカレンダー画面(右)

Office 365 とは、Microsoft によるソフトウェアサブスクリプションサービス。ローカルにインストールされたソフトウェアと、SkyDrive ストレージなどのクラウドとを連携させたものだ。

OWA for iPhone および OWA for iPad は、それぞれの画面サイズにあわせて UI デザインが最適化されている。両者を比較したとき、特に違いが際立っているのは、その受信ボックスのデザインだ。Chew 氏は次のように説明している。

「OWA for iPad の受信ボックスは、初期設定では2カラムレイアウトになっており、左に受信メール一覧が、右にメール本文が表示される。一方、OWA for iPhone は1カラムレイアウトで、メール一覧とメール本文が切り替え可能になっている」

OWA for iPad の受信ボックス(左)と OWA for iPhone の受信ボックス(右)
OWA for iPad の受信ボックス(左)と OWA for iPhone の受信ボックス(右)

また、iOS 版 Outlook では、ポスト PC 時代に向けた作り込みもなされている。OWA は「タップやスワイプといったジェスチャーに対応する UI を持った、タッチコントロールに最適化」されたアプリであると、Chew 氏は説明している。

OWA は音声による操作もサポートしている。利用者は OWA アイコンを長押しすることで、音声入力機能が利用でき、例えば E メールの作成やカレンダーの表示などを、音声で実行することが可能だ。

OWA の音声入力機能
OWA の音声入力機能

Pedro Hernandez は、InternetNews.com の貢献ライター。