米国 Apple は7月15日、iPhone の利用により中国人女性が感電死したとされる事故を受け、この件を徹底的に調査すると表明した。伝えられるところによれば、女性は iPhone の充電中にかかってきた電話を取り、感電したという。

iPhone で感電死? Apple は徹底的な調査を実施すると表明

The Wall Street Journal はこの件を次のように伝えた。

「7月15日、Apple は死亡した23歳の女性の家族が、女性は iPhone によって感電死したと主張している件について、調査を開始したと述べた。この件に関する詳細は依然不明だが、中国のソーシャルメディアユーザーは強い関心を示しており、iPhone の充電中に同デバイスを使用してはならないとする警告がソーシャルメディア内で広がりを見せている」

中国国営メディアの新華社通信は、地元警察からの話として、事故の模様を次のように報じている。

「南方航空で客室乗務員を務めていた馬愛倫(Ma Ailun)さん(23歳)は7月11日、バッテリーの充電中にかかってきた電話を取るために iPhone 5 を手にし、感電して亡くなった。地元警察が7月14日に発表した」

BBC News は、Apple の声明を紹介している。

「Apple は今回の痛ましい出来事を知り、深く悲しんでいる。ご家族の方々には、お悔やみを申し上げたい。Apple は、この件について徹底した調査と、関係当局への協力を実施していく」

Computerworld は、Apple が5年前に実施した「Apple 超コンパクト USB 電源アダプタ交換プログラム」について触れている。

「iPhone 充電器に関しては5年前にも問題が発生している。Apple は2008年9月、利用者が感電したとする市場からクレームを受け、USB 充電アダプターの交換を実施している。Apple は当時発表した『安全性に関する重要なお知らせ』で次のように述べている。

交換対象となったアダプター
『アップルでは、特定の状況下において Apple 超コンパクト USB 電源アダプタのプラグ部分(金属製の差し込み部分)が外れて電源コンセント内に残り、それが感電の原因となる可能性があることを確認いたしました。すでに流通している製品のごく一部にこの問題が発生したとの報告がありましたが、人体に危害がおよんだという報告は現時点では入っておりません』

その他、充電中に iPhone が発火したという事例が、ここ数年で何件か報告されている」