富士通は、大容量の 3Gbps を伝送できる無線装置「BroadOne GX4000 シリーズ」を開発、販売を開始した。

モバイルネットワークのトラフィック増加に対応するスモールセル化にも適用できるほか、光ケーブルを敷設するのが困難な河川渡しやビル間通信、イベント中継、災害時の緊急通信などの用途にも活用できるという。

富士通、光ケーブルが設置できない場所で 3Gbps 大容量伝送できる無線装置を開発
「BroadOne GX4000 シリーズ」

BroadOne GX4000 シリーズは、香川県高松市の STNet がすでに導入している。

BroadOne GX4000 シリーズは、広帯域が使用できるミリ波帯(E-band 帯)を有効活用し、インパルス無線方式を採用することで、大容量 3Gbps を伝送、光ケーブル並みの性能を無線で利用できるようにした。

小型、軽量のため、簡単に設置でき、これまで光ケーブルを敷設するのが困難だった河川渡しでの利用、トラフィック量が多いイベントや臨時中継への活用など、様々な用途に適用できるそうだ。低消費電力なので、今後は自律給電を目指し、風力や太陽光などの自然エネルギーの活用を推進していく。

伝播距離は 3km 程度まで。接続するインターフェイスとして、標準的仕様の Ethernet(10G BASE-LR)と CPRI(2.4576Gbps)に対応する。無線装置は、アンテナとは別に単独で着脱できる。

河川・湾を横断して高速ネットワークを構築できる
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