シマンテックは、同社のクラウドセキュリティ製品「Symantec O3」が、サイボウズのグループウェア製品と技術連携した、と発表した。

また、5月29日に発表されたモバイルアプリケーション開発企業向けプログラム「Symantec Sealed Program」に、サイボウズが日本企業として初めて参加、スマートフォン用モバイルアプリ「サイボウズ KUNAI」が、「Symantec App Center」のラッピング技術と連携する。

モバイルデバイスの普及で、「リモートオフィス」や「在宅勤務」、また、私物デバイスを業務に利用する「BYOD」にも関心が高まっているが、情報漏えいなどセキュリティ上の懸念、業務管理や社内コミュニケーションの難しさなどの障害により、日本企業では、こうした働き方が本格的に進んでいない。

クラウドやモバイル環境で、サイボウズのグループウェア製品が、シマンテックのセキュリティ基盤「Symantec O3」で利用できるようになれば、このような懸念は解消される、とシマンテックは考えている。

シマンテックとサイボウズ製品との連携には2つある。

1つは、クラウドおよびモバイル環境における、クラウド向けセキュリティゲートウェイサービス Symantec O3 とサイボウズのクラウド基盤「cybozu.com」の連携。

もう1つは、モバイルアプリケーション管理ツール Symantec App Center と、「cybozu.com」のクラウド型グループウェア「Office on cybozu.com」や「Garoon on cybozu.com」の情報を管理するスマートフォン用モバイルアプリ「サイボウズ KUNAI」の連携。

シマンテックとサイボウズがクラウドやモバイルで連携
クラウドでの連携〜「Symantec O3」と「cybozu.com」〜

クラウド向け情報保護/認証サービスを行う Symantec O3 と、クラウド基盤 cybozu.com を接続するコネクターを開発して、cybozu.com は Symantec O3 を利用できるクラウドサービスの1つとし、Symantec O3 を利用して、エンドユーザーがグループウェア各種アプリケーションにシングルサインオンし、IT 管理者はユーザーのアクセス制御、コンプライアンスを一元管理できるようになる。

モバイルでの連携
モバイルでの連携

サイボウズのモバイル活用ソリューション「サイボウズ KUNAI」が、モバイルアプリケーション開発企業向けプログラムである Symantec Sealed Program に日本企業で初めて参加した。

このプログラムでは、Symantec はアプリケーション開発企業に、モバイル機器が企業利用に最適化される技術を無償で提供する。

セキュリティポリシーでアプリケーションを包み込む Symantec App Center のラッピング技術で、アプリケーション開発企業は、ソースコードを変更することなく、暗号化/認証/情報漏えい防止ポリシー/アプリケーション配布の無効化など、Symantec のセキュリティ/管理機能を自社のモバイルアプリケーションに組み込むことができる。

今回の技術連携で、サイボウズは、Symantec のロゴが入った「サイボウズ KUNAI」を Symantec App Center で販売、Symantec の「Sealed Program」カタログを通じて、世界に向けて「サイボウズ KUNAI」を訴求できるようになる。

連携イメージ図
連携イメージ図