韓国 Samsung は6月3日、GALAXY Tab 3のニューモデル2機種を発表した。8インチモデルと、10.1インチモデルだ。

Samsung、8インチと10.1インチの GALAXY Tab 3 を公開 ― 10.1 インチモデルには Intel チップを搭載
Samsung GALAXY Tab 3

画面サイズ以外での2つのモデルの大きな違いは、チップの選択にある。Samsung はこれまで自社製または Qualcomm 製の ARM デザインチップを利用してきた。今回も8インチモデルでは、1.5GHz デュアルコアの ARM プロセッサを搭載しているが、10.1 インチモデルでは、1.6GHz の Atom チップを採用した。Samsung による Intel チップの採用は、早いペースでの成長を続けるモバイル市場での ARM 支配を突き崩そうとする Intel による取り組みを勢い付けるものとなるだろう。

Intel Atom プロセッサ
Intel Atom プロセッサ
Intel のx86 ベースのプロセッサは、PC およびサーバー市場を長く支配してきた。だがこれらは成熟した市場であり、Intel 幹部はここ数年、同社チップの電力消費量を抑えることに努め、モバイルデバイスベンダーに対して同社チップを採用するよう働きかけを行ってきた。

現時点では、Intel チップは、およそ12機種のスマートフォンと、15種類のタブレットに搭載されている。だがそのほとんどは米国外で販売されているもの。Samsung の GALAXY Tab 3 での採用は、Intel によるこれまで最大の勝利だ。

Intel は今年後半から2014年にかけて、より多くの勝利を期待している。Intel は、今年後半、Atom ベースのタブレット・スマートフォン向けの「Silvermont」のリリースを予定している。Intel によれば、このチップは ARM と同等の電力効率とパフォーマンスを提供可能だという。

(この記事は、6月3日付けの英文記事の抄訳です)