匿名の情報提供者が Wall Street Journal に語ったところによれば、米国 Microsoft は Apple iPad mini や Google Nexus 7 に対抗するため7インチタブレット開発に取り組んでおり、年内の製造開始を目指しているという。

Wall Street Journal は、この件を次のように伝えた。

「Microsoft は Surface タブレットの新たなラインナップ開発に取り組んでいる。ラインナップには7インチ版も含まれており、Microsoft の計画に詳しい人物によれば、年内にも製造が開始される見込みだという。≪中略≫ 情報提供者のうち1人は、7インチタブレットは、昨年までの同社の計画には存在しなかったものだと語った。だが、昨年夏に公表された7インチの Nexus や、昨年10月に発表された7.9インチの iPad mini といった小型タブレットへの人気が急速に高まったことから、Microsoft 幹部はこれへの対応が必要であるという認識に至ったという」

Atlantic Wire は、Microsoft は 7インチタブレットをラインナップに加えるだけではなく、Surface の価格を引き下げる必要があると指摘している。

「IDC の調査によれば、第4四半期に出荷されたタブレットの半数は8インチ以下の小型スクリーンを搭載したものだった。Microsoft はこの小型タブレット市場に向けた製品を保有しておらず、このため同社の計画変更は妥当なものだと言えるだろう。この動きは大筋では正しいが、Surface にはもう1つ、多くの人々が高すぎるとしている価格設定の変更という課題も残っている」

PCMag は、先月 Microsoft が Windows 8 の解像度要件を変更したことに触れている。

「7インチ Surface が登場するのではといううわさは、Microsoft が先月 Windows 8 デバイスの最低解像度を1,366x768 から1,024x768ピクセル(32ビット)に緩和した際に浮上していた」

GigaOm は、Microsoft の7インチタブレットは、失敗に終わった UMPC を思い起こさせると伝えている。

「この情報が事実だとしても、7 インチ Surface は、Microsoft Windows が稼働する初めての7インチスレートとはならない。私は6年前に発売された『ウルトラモバイル PC(UMPC)』を、いまでも何台か所有している。UMPC では、Microsoft がハードウェアまで製造したわけではないが、ハードウェアベンダーと協働して OS のタッチサポートを向上させていた」

Microsoft が7インチタブレットを開発か?
Microsoft が2006年に発表した UMPC