匿名の情報筋がメディアに語ったところによれば、米国 Apple は次期 iPhone を第2四半期に製造開始するという。これは、新型 iPhone が今年の夏にも消費者のもとに届けられることを意味している。また、廉価版の iPhone は、年末には出荷されるという。

Wall Street Journal は、この件を次のように伝えた。

「Apple は、サイズと形状が現行の iPhone に似た新型 iPhone の製造を今年第2四半期に開始するという。デバイスの製造状況に詳しい人物は、Apple が同社のフラグシップデバイスの次期バージョンを今年の夏に出荷できるよう準備を進めていると語った。同時に、Apple は同社のアジアの製造パートナーとともに、廉価版 iPhone の製造にも取り組んでいるという。こちらは今年下半期に出荷される予定。4インチサイズの同デバイスには、ハイエンド版の iPhone で Apple が採用しているものとは異なるケースが使用され、カラ―バリエーションも異なると見られている。だが、現時点では詳細は不明だ」

CNN は、iPhone 5S の発表の場は、今年も WWDC 2013 になるだろうと伝えている。

「Apple が夏に iPhone をリリースするのは驚くべきニュースとは言えない。Apple は2007年の iPhone 初登場時から年に1度のペースで新型をリリースしてきており、リリース時期はいずれの場合も夏か秋だった。iPhone 5 は2012年の9月、iPhone 4S は2011年10月にそれぞれリリースされており、それ以前の3バージョンはすべて夏にリリースされてきた。新型 iPhone 発表の場は、恐らく Apple が毎年開催している『Worldwide Developers Conference(WWDC)』となるだろう。このイベントは、例年、サンフランシスコで6月に開催されているが、WWDC 2013 の開催日程はまだ公表されていない」

InformationWeek は、iPhone が夏に発表されるとしても、iOS 7 のリリースはそれに間に合わないのではないかと伝えている。

「iOS 7 の開発は、Apple が当初考えていたよりも難攻している。≪中略≫ Apple は iOS 6 を iPhone 5 登場の直前である2012年9月にリリースした。iOS 5 のリリースは、iPhone 4S 発表直前の2011年秋だった。これ以前も、Apple は iOS のメジャーアップデートを夏に実施してきている。Apple によるこのようなリリースサイクルから、多くの人々は iOS 7 も同じタイミングで登場すると予測しているが、今回はそうはならないかもしれない。

iOS 7 のリリースが遅れる理由の1つとしては、iOS チームに Jony Ive 氏が加わったことがあげられる。Ive 氏は、長年 Apple のハードウェア設計のトップにいた人物。iOS のルックアンドフィールを一新するために昨年の10月にチームに参加した。iOS のルックスは2007年のデビュー当時から基本的には変わっておらず、多くの人々は iOS のルックスを一新すべき時期であると考えている」