米国 Apple 幹部 Michael Foulkes 氏は、サンフランシスコ地方検事 George Gascón 氏に対して、次期バージョンの iPhone はすでに設計済みだと語った。Foulkes 氏は、次期 iPhone は Steve Jobs 氏が存命中の2011年にすでに開発済みだったと述べたという。

この件を最初に伝えたのは、San Francisco Examiner だった。

「Gascón 氏は、Foulkes 氏が『キルスイッチ』技術のリサーチと開発が長く困難なものであったことを説明したと述べた。Foulkes 氏はまた、今後2世代の iPhone がすでに開発済みであるとも述べたという。Foulkes 氏は『(今後2世代の iPhone は)Tim Cook 以前に開発された』と語ったと、Gascón 氏は述べている」

The Guardian は、この件を次のように論評している。

「Gascón 氏を含め、Apple が2年先の製品の設計を行っていたことに驚いた人もいるようだ。だが、モバイルフォン業界で働く人間にとって、これは特別なことではない。Asymco コンサルティングを運営する Horace Dediu 氏は、以前フィンランドのモバイルフォンメーカー Nokia に勤務していたが、同氏はこのニュースを聞いても驚かなかったという。

『モバイルフォンメーカーで働いた経験から言えば、スマートフォンの設計が2年以上前から行われていたとしても全く不思議ではない。モバイルフォンメーカーでは現在、2016年に出荷される製品を開発しているはずだ』」

Apple Insider は、Steve Jobs 氏の死後、Apple が方向性を見失っているとしていたアナリストを批判した。

「Apple の製品開発サイクルが明らかになったことで、アナリストや観測筋による指摘が的外れだったことがわかった。彼らは、Apple が創業者であり CEO であった Jobs 氏が亡くなったことで舵取り役を失い、方向性を見失っていると指摘していた。過去2年間にわたり、批評家は iPhone 4S や iPhone 5 を例に取り、これらの製品が Cook 氏率いる Apple が方向性を誤り、かつて Jobs 氏がいた頃の Apple と同様の成功を収めることができなくなっている証拠だとしていた。だが、ここ2年間の Apple の決算や売上記録は、これらの批判が間違いだったことを示している」