韓国 Samsung 執行副社長 Lee Young Hee 氏は、同社がスマートウォッチの開発に取り組んでることを明らかにした。同社がスマートウォッチを開発しているといううわさは以前からあったが、公式に認めたのはこれが初めて。

Bloomberg は、この件を次のように伝えた。

「Samsung は、スマートウォッチを開発している。このアジア最大の IT 企業は、Apple に対抗して、スマートフォンと同じ機能を持つウェアラブルデバイスの市場開拓に乗り出そうとしている。Samsung のモバイルビジネス担当執行副社長 Lee Young Hee 氏はソウルでのインタビューで次のように述べた。

『Samsung は以前からスマートウォッチの準備を進めてきた。我々はスマートウォッチの出荷に向けて、全力で取り組んでいる。Samsung は将来に向けた様々な製品を開発しているが、スマートウォッチはその1つだ』」

New York Times は、Apple より先に発表したことに大きな意味があるとしている。

「Lee Young Hee 氏は、スマートウォッチの詳細については語らなかった。だが、同社が Apple よりも先に発表したことには大きな意味がある。Samsung の製品は世界中で成功してはいるが、その製品は Apple のコピーであると非難されてきた。今回、Samsung がスマートウォッチへの取り組みを Apple よりも先に発表したことで、批評家が Samsung 製品を『模倣品』と非難することは困難になった。一方、Apple がスマートウォッチを開発しているといううわさは以前からあるが、同社はこれを公式には認めていない」

Time は、Samsung が新市場の開拓を実行できるのかが興味深いとコメントしている。

「Saumsung は、Apple が iPod/iPhone/iPad でやってきた『新たな製品カテゴリーの創造』とは無縁の企業だった。同社はこれまで、Apple が成功を収めたアイディアを"借用"("盗用")しつつ、Apple が参入しない領域で勝負をしてきた。例えば、大きなサイズのスマートフォンや小さなサイズのタブレットの出荷、デバイスへのスタイラスペンを利用するソフトウェアの搭載、といったものだ。≪中略≫ Samsung が新たなカテゴリーを創造できるのか、それともライバルである Apple の戦略が勝つのか、非常に興味深い」