航空機の高度が3万フィート(9,144m)を超えると、機内の Wi-Fi システムを利用できるようになる。この航空機内 Wi-Fi システムへのアクセスに最も利用されているのは、Apple 社の iPhone/iPad だということがわかった。

航空機内でのインターネットサービスを提供する Gogo は、航空機内でのデバイスやインターネットの利用状況についての調査「Staying Connected in Air」を発表。飛行機内で Wi-Fi 接続を利用する人の多くが iPhone/iPad を利用していることを明らかにした。

同調査により、Gogo の航空機内サービスを利用したインターネット接続では、ノート PC によるものが33%、タブレット端末が35%、スマートフォンが32%であることがわかった。スマートフォンとタブレット端末によるシェア合計は全体の67%と過半数を占めている。

飛行機内での人気デバイスは iPhone と iPad
航空機内で利用されるデバイス

スマートフォン機種別シェアでは、1位は iPhone でシェアは73%だった。これに対し Android スマートフォンのシェアは26%に留まっている。Brackberry と Windows Phone は、それぞれ、1%以下に過ぎなかった。

iPhone のシェアは73%、Android スマートフォンのシェアは26%
iPhone のシェアは73%、Android スマートフォンのシェアは26%

Apple デバイスに限ってみれば、航空機内で最もよく利用されるのは iPad で59%。これに、iPhone の36%、iPod Touch の5%が続く。

航空機内で最もよく利用される Apple デバイスは iPad
航空機内で最もよく利用される Apple デバイス は iPad

Gogo は次のように説明している。

「航空機利用者の多くが、機内で利用するデバイスとしてタブレット端末を選択している。小型で長時間駆動可能な点が、機内での利用に適しているからだ。Apple 社の製品は、乗客の間で根強い人気がある。しかし Android のデバイスも、過去2年間で一気にシェアを伸ばした。2011年に Gogo で接続された Android OS は3.2%に過ぎなかったが、今では16%に達している」

過去2年間で Android デバイスのシェアは上昇
過去2年間で Android デバイスのシェアは上昇

同調査はまた、利用者による航空機内 Wi-Fi の利用目的にも触れている。それによれば、インターネットサーフィンの他、E メールやソーシャルメディアの利用、スポーツの結果や買い物のサイトの閲覧によく利用されているという。ビジネス顧客は業務用 E メールへのアクセスや報告書を書くために利用することが多い。また、目的地の天候やエンターテインメントの情報、行き先の確認のためにも利用されているとしている。

機内での主な利用目的はインターネットサーフィン
機内での主な利用目的はインターネットサーフィン

同調査は、Gogo のサービスを利用する1,800の航空機の、1日平均35,000件以上に上るアクセスの内部記録を分析して作成された。データには、同社による顧客に対するアンケート結果も加味されている。