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スマートフォンの「マルチウィンドウ」は本当に使えるか--ドコモ・GALAXY S III αで検証

japan.internet.com 編集部
2013年3月11日 / 16:30
 
 
スマートフォンのディスプレイの大型化と高解像度化で期待できるのが、1画面でスクロールせずに表示できる情報量が増えることだ。そして、PC さながらにマルチウィンドウでアプリを起動できる点も見逃せない。

このマルチウィンドウ機能をいち早くスマートフォンで実現したのが、NTT ドコモの2012年冬モデル「GALAXY S III α」と「GALAXY Note II」だが、実際のところ便利に使えるものなのだろうか。GALAXY S III α を使って実用性や使用感を検証してみたい。

GALAXY S III α のマルチウィンドウ機能を試す
GALAXY S III α のマルチウィンドウ機能を試す

■ 戻るボタンの長押しで、マルチウィンドウ表示

戻るボタンを長押しすると、マルチウィンドウ表示させたいアプリを選べる
戻るボタンを長押しすると、
マルチウィンドウ表示させたいアプリを選べる
同機能を使う際は、まずホームボタン右隣にある「戻る」のタッチセンサー式ボタンを長押しする。1秒弱ほど押し続けると、画面左側にマルチタスク対応のアプリ一覧が表示され、ここからマルチウィンドウ表示させたいアプリを選ぶことが可能だ。

マルチウィンドウに対応するアプリは、「ギャラリー」や「マップ」、「ブラウザ」「chrome」「Eメール」「YouTube」など。筆者が試したところ、追加でインストールしたアプリは登録されず、利用できるのは一部のプリインストールアプリのみに限定されるようだが、それでも利用頻度が高くなる Web ブラウザや YouTube のアプリがマルチウィンドウで使えるのは嬉しい。

なお、アプリ一覧からは不要なアプリの削除や並び順を変更できるので、多用するアプリだけ残して、一覧上部に配置しておくとよい。またアプリ一覧の表示位置は、画面左側以外にも上下右に移動させることが可能。普段から右手でスマートフォンをホールドし、右手親指で操作をする筆者は、アプリ一覧を右側に移すと使いやすかった。自分に合わせてうまくカスタマイズしていただきたい。

マルチウィンドウ表示させたいアプリは、同一覧からそのアイコンをホールドして、画面中央へドラッグする。2画面目に起動させたいアプリも同じ要領で画面中央にドラッグすれば、2つのアプリが上下に分かれて表示される。ちなみに、ランドスケープモードの場合はマルチウィンドウが左右に分かれる。

■ マルチウィンドウ表示でも処理落ちは一切なし

では、実際に試してみよう。まずは、マルチタスクで最もポピュラーな使い方と思われる、Web ブラウザと YouTube アプリのマルチウィンドウ表示をやってみる。画面上半分で YouTube を開いて NMB48 のオフィシャルチャンネル動画を再生しながら、下半分で japan.internet.com のサイトを閲覧してみた。

本機はクアッドコア搭載のため、HD 動画など再生に高い処理能力を必要とする動画を見ながらでも japan.internet.com の閲覧は快適で、スクロール操作の引っかかりも全く感じられない。シングル画面で利用しているのと操作性とパフォーマンスは何ら変わらない印象を受けた。普段、息抜きがてらにスマートフォンでネットを見る場合は、音楽アプリをバックグラウンドで再生しながらが王道だが、動画も対応するというのは本機の大きなアドバンテージと言えよう。

ちなみに、それぞれのウィンドウの表示領域は、中央にあるバーをスライドすることで簡単に調整できる。また、同バーをタップすると上下ウィンドウの切り替えと、全画面表示のボタンが表示される。注視したいアプリの表示面積を優先的に広げたり、見やすい場所に表示させるなどするとよいだろう。

画面上半分で YouTube を開き、下半分で Web サイトを閲覧 中央にあるバーをタップすると、上下ウィンドウの切り替えと、全画面表示のボタンが表示される
画面上半分で YouTube を開き、下半分で Web サイトを閲覧(左)
中央バーのタップで、上下ウィンドウの切り替えと、全画面表示のボタンが表示される(右)

ブラウザアプリと地図アプリをマルチウィンドウ表示させれば、気になるランドマークを Web で検索しながら、所在地や、現在地からのルートを地図アプリで調べるなどもできる。同じような操作をマルチタスク非対応のスマートフォンでやると、何度もホームボタンを押してアプリを切り替えする羽目になるが、そういった煩雑な操作から開放させるのもマルチウィンドウ機能の大きなポイントだ。

応用的な使い方としては、「Eメール」と「Gmail」アプリをマルチウィンドウ表示して、「Eメール」で受信したメールを開きながら、Gmail アプリで返信文を編集することも可能だ。長文のメールをスマートフォンで返信しようとすると、スクロール操作が増えて労力を要するが、マルチウィンドウならその様なこともない。

地図アプリとブラウザアプリをマルチウィンドウ表示 Eメールと Gmail アプリをマルチウィンドウ表示させればメールの編集がしやすい
地図アプリとブラウザアプリをマルチウィンドウ表示(左)
Eメールと Gmail アプリをマルチウィンドウ表示させればメールの編集がしやすい
(右)

なお、この使い方をするならソフトキーボードの表示面積を縮小するとよい。プリインストールされている「Samsung 日本語キーパッド」は、ソフトキーボードの縦横サイズの調整が可能で、縦サイズは最大で79%まで縮小できる。Eメールアプリのプレビュー画面と、Gmail アプリの編集画面の双方を広く確保できるだけでなく、フリック入力派にとっては指の移動距離が少なくて済むので、一度試して貰いたい。

マルチウィンドウ機能を備える GALAXY S III α は、従来のスマートフォンよりもワンランク上の使い方ができると感じた。一部のプリインストールアプリしか対応しないという弱点はあるが、それを補って余りある快適性がある。近々スマートフォンの購入・買い替えを検討しているユーザーにとっては最有力候補としても良いと思う。

■ SAMSUNG mobile JAPAN オフィシャルサイト
http://www.samsung.com/jp/
https://www.facebook.com/samsungmobilejapan
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