iOS 6.1 のパスコードロックにバグがあり、パスコードを入力しなくても複数のアプリにアクセス可能であることが明らかになった。このバグを悪用すれば、パスコードロックが設定されている iPhone で、連絡先を表示/編集したり、保存された写真を表示したりできるようになる。米国メディア The VergeMacworld などが伝えている。

このバグは、YouTube ユーザー videosdebarraquito 氏が動画で公開したもの。その手順は次の通りだ。

1. パスコード入力画面下にある「緊急電話」をタップする
2. スリープボタンを押して電源をオフにするスライドバーを表示させ、キャンセルをタップする
3. 緊急通話用の電話番号をダイヤルし、緑の通話ボタンをタップ。その後、すぐに赤のキャンセルボタンで電話を切る
4. スリープボタンで iPhone を再びロックさせる
3. iPhone をスリープ状態から復帰させ、パスコード入力画面を表示させる
4. スリープボタンを長押しし、電源をオフにするスライドバーが表示される直前(長押し開始から約3秒後)に緊急通話ボタンをタップする
5. スリープボタンを押したまま、ホームボタンを押す。その後、両方のボタンから指を離す

タイミングが難しいが、この操作に成功すればいくつかのアプリにアクセスが可能になるという。

The Verge は、この状態で連絡先を表示させたり、連絡先に電話をかけたり、ボイスメールを聞いたり、写真を表示したりできたと報告している。だが、ホームスクリーンにはアクセスできないため、E メールやテキストメッセージを読まれることはないそうだ。

Apple はこの問題を既に認識しており、近日中にソフトウェアアップデートで対応する予定だ。Apple の広報担当者 Trudy Muller 氏は、米国メディア Macworld に対して、次のように述べている。

「Apple は顧客のセキュリティを重要視している。Apple はこの問題をすでに認識しており、近日中のソフトウェアアップデートで修正する予定だ」

同様の問題は iOS 4.1 でも発見されており、Apple はそれを iOS 4.2 で修正していた。