米国 HP が Android ベースのデバイスを開発中であるといううわさが米国メディアで広まっている。うわさでは、HP 製の Android タブレットが年内にもリリースされるという。また、スマートフォンも開発中と言われている。

ZDNet はこの件を次のように伝えた。

「HP は Android ベースのタブレット端末を開発中だ。同社の事情に詳しい情報筋が、匿名を条件に ZDNet に明かした。同情報筋は、Android は今後登場する HP タブレットの少なくとも1台で採用されると述べた。『HP は Windows 8 に対する投資を継続する。だが、タブレット市場での地位を守るために、Microsoft のライバルであるプラットフォームにも手を広げるつもりだ』」

最初にこのニュースを伝えたのは ReadWrite だった。

「HP の最初の Android デバイスは、NVIDIA Tegra 4 チップを搭載したハイエンドタブレットになるだろう。この件に詳しい2名の情報筋によれば、HP は近日中にこのタブレットを発表する可能性があるという。≪中略≫ 情報筋はさらに、HP は Android を搭載したスマートフォンの出荷も検討していると述べた。だが、HP の CEO である  Meg Whitman 氏は最近、HP はモバイルフォンを今年出荷することはないとコメントしている」

Tom's HARDWARE は、HP による Android タブレットの発表時期に触れている。

「HP の Android タブレットは、今月25日から開催される Mobile World Congress 2013 で、一部の関係者を対象に限定公開されるとうわさされている。公式な発表はイベント終了後になると情報筋は明かした」

InformationWeek は、今回の HP の選択について論評している。

「HP の新たなタブレット計画で興味深いのは、同社が Microsoft の Windows RT/Windows Phone 8 ではなく、Android を選択したという点だ。Android タブレット(およびスマートフォン)は、モバイルの世界でいま一番勢いのあるプラットフォーム。現時点ではタブレット市場でトップに立つのは Apple の iPad だが、その市場シェアは Android タブレットによって侵食され続けている。HP が同社のハードウェアに成功のチャンスを与えたいと考えたときに、Android を選択肢として加えるのは極めて当然のことだろう。だがこの選択は、HP と Microsoft の間に新たな緊張を生むものともなる」