米国 Intel は、ラスベガスで開催中の「International Consumer Electronics Show 2013」(CES  2013)でプレスカンファレンスを開催、スマートフォン、タブレット、Ultrabook 向け製品群を拡充、新たなモバイル体験を加速させる計画の概要を説明した。

その中で、昨年の CES で Intel が初めて開発状況を公開した、Atom ベースの普及価格帯スマートフォン向け低価格プラットフォーム「Lexington」と、スマートフォン リファレンス デザインを発表した。

普及価格帯の製品セグメントの規模は、2015年には5億台に達する見込みといわれ、Acer、Lava、Safaricom などが、Lexington 対応を表明している。

Intel 副社長兼モバイル&コミュニケーション事業本部長の Mike Bell 氏は、以下のように語っている。

「Intel は低消費電力 Intel Atom プロセッサープラットフォームの追加により、スマートフォン向け製品のポートフォリオをさらに拡充し、新しい市場セグメントに対応する。Intel Inside により実現される体験は、新興市場でスマートフォンを初めて購入する人々にだけでなく、性能やユーザー体験を損なわずに、より低価格の端末を選択する人々にも喜んで受け入れてもらえるはずだ」

Atom Z2420 はハイパースレッディング技術を搭載、動作周波数は 1.20GHz、ハードウェアアクセラレーションによる 1080p フル HD 画像のエンコード/デコード、カメラ2台まで対応、5メガピクセルの写真を1秒間に7枚撮影できるバーストモードなどの高度な機能がある。

近日発表予定の、高性能メインストリームスマートフォンを対象とした Atom Z2580(開発コード名:Clover Trail+)も紹介された。

Atom Z2580 は、ハイパースレッディング技術、およびデュアルコア グラフィックス エンジンを搭載したデュアルコア版 Atom を含む。現行製品 Atom Z2460 と比較すると、最大で2倍の性能があり、かつ電力消費やバッテリー駆動は同等。

Bell 氏は、タブレット/コンバーチブル型タブレットの製品ロードマップとエコシステムについて言及した。Windows 8 が動作する、Atom Z2760を搭載したさまざまな種類のタブレットが登場し、Acer、ASUS、Dell、富士通、HP、Lenovo、LG、Samsung などが販売しているが、今後数週間以内に、さらに多くのタブレットが登場する予定だそうだ。

またBell 氏は、次世代 22nm プロセス技術に基づく Atom システムオンチップ(SoC)である「Bay Trail」(開発コード名)の詳細も明らかにした。この製品は2013年後半に出荷される予定。初のクアッドコア版 Atom SoC は、これまででもっとも力強い Atom プロセッサーとなり、タブレット向け現行製品の2倍以上の性能になるという。また、セキュリティー機能も強化される。

第4世代 Intel Core(開発コード名:Haswell)は、インテル史上、最も大幅にバッテリー機能が向上されたもので、丸一日、バッテリーで駆動できる。バッテリー駆動時間は連続で9時間以上と予測され、ユーザーは電源ケーブル類の持ち歩きから解放される。

この、第4世代 Intel Core プロセッサーは、Intel が Ultrabook を念頭に一から開発する最初のプロセッサー。より薄くて軽く、同時にタッチ、音声、ジェスチャー コントロールなどの直感的な操作に必要な性能にも対応する。

スマートフォンにも「インテル入ってる」―Intel がロードマップを発表
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