トレンドマイクロは、2012年にスマートフォン以外の携帯電話から Android スマートフォンに機種変更したユーザー(18歳から59歳までの男女) 316名を対象に、Web アンケート調査を実施した。
 
調査から、今年スマートフォンに変更したユーザーは、今までの携帯電話に比べてより多機能なスマートフォンの特長を活用し、満足している一方で、データのバックアップや紛失盗難対策、不正アプリ対策などが充分ではない実態が明らかになった。
 
スマートフォンに乗り換えた感想としては、「変更してよかった」(87.0%)という声が圧倒的に多かった。約6割が「時間を有効に使えていると感じ、もう普通の携帯電話には戻れない」(56.6%)と考えていた。さらには、スマートフォンを家に置き忘れるのは「財布を置き忘れるのと同じくらい重要」(52.9%)と捉え、スマートフォンは生活になくてはならない存在となっていた。

スマホ乗り換えユーザーの半数が「スマホは財布と同じくらい大切」―トレンドマイクロ調査
スマートフォンに変更しての印象
スマートフォンの重要性
スマートフォンの重要性
またスマートフォンの満足度では、「インターネットや動画ニュース視聴の便利さ」(69.3%)、「画質のよい写真撮影」(63.9%)、「豊富なアプリ」(67.4%)などに対する満足度も高かった。

スマートフォンへの機種変更によって、「写真を撮る機会が増えた」(29.1%)、「インターネットで Web を見る時間が増えた」(28.8%)、「パソコンを使う時間が減った」(26.6%)など、ユーザーの行動に影響を及ぼしていた。このようなスマートフォンの幅広い用途に対し、「以前に比べあまり充電が持たなくなった」(68.0%)と感じているバッテリーに関しては、いつでもどこでも利用できるように「予備のバッテリーや充電器を持ち歩く」(25.3%)などの工夫がみられた。

スマートフォンが生活に不可欠になる一方で、その重要なデータやセキュリティ対策は必ずしも十分でない実態が明らかになった。アプリのインストール時に、多くのユーザーが「アプリの説明を読む」(70.3%)、「レビューを見る」(70.3%)などを行っているが、「アプリに許可するアクセス権限をよく読む」(26.9%)や、「セキュリティソフトで安全性をチェックする」(44.6%)などの対策はあまり行われていない。

アプリのインストール時に注意している点
アプリのインストール時に注意している点
主なプライバシーやセキュリティ対策としては、「不正な働きをしそうなアプリをインストールしない」(54.4%)や、「知らない人からのメールを開かない」(20.3%)など利用時の判断が多く、「データのバックアップ」(11.1%)、「紛失盗難時のサービスの利用」(6.6%)などは低い状況だ。