ソフトバンクモバイルは、公衆無線 LAN(Wi-Fi)サービス「ソフトバンク Wi-Fi スポット」の利便性を向上するため、ログイン時間短縮、移動中の不要な Wi-Fi 接続抑制、携帯電話ネットワークと Wi-Fi の切り替え時間短縮、セキュリティ強化などの取り組みを進めていると発表した。

ソフトバンク Wi-Fi スポットは、駅や空港、カフェなどで利用可能なサービス。同社の iPhone や iPad のほか、各種スマートフォン/携帯電話で Wi-Fi 経由の無料インターネット接続が行える。11月29日時点のアクセス ポイント数は35万か所以上あり、国内携帯電話キャリアが提供する同種サービスのなかで最多という。

「ソフトバンクWi-Fiスポット」改善策、ログイン時間短縮、不要な接続抑制、セキュリティ強化など
ソフトバンク Wi-Fi スポット
(出典:ソフトバンクモバイル)

利便性を高めるための主な取り組み内容は以下のとおり。

【ログイン時間の短縮】

各アクセス ポイントで行っている同サービス利用時の認証を、SIM カードによる EAP-SIM 認証方式へ順次切り替えていく。この方式だと Wi-Fi 接続が2秒から3秒で行えるため、接続まで7秒から10秒かかる既存の Web 経由認証に比べログインに必要な時間が短くなる

【移動中の Wi-Fi 接続制御】

端末に搭載されている加速度センサーなどを使ってユーザーが移動しているかどうか判断し、自動車などで移動中なら不要な Wi-Fi 接続を行わないよう制御する

【携帯電話ネットワークと Wi-Fi との切り替え時間短縮】

不用意に受信した弱い Wi-Fi 電波の影響でネットワーク接続状態が悪化する場面を改善するために、受信感度を監視して接続を制御する。また、3G や 4G/4G LTE といった携帯電話ネットワークとの切り替え時に生じていた無通信時間を解消させることで、スムーズな切り替えを実現する

【セキュリティーの強化】

EAP-SIM 認証の導入にともない、WPA2 エンタープライズのセキュリティー レベルを実現する

【5GHz 帯対応アクセス ポイントの拡充】

既存の 2.4GHz 帯に加えて 5GHz 帯に対応するアクセス ポイントを増やし、混信問題などの解消を図る

なお、ICT 総研の実施した調査によると、ソフトバンク Wi-Fi スポットに対するユーザー満足度は KDDI の「au Wi-Fi SPOT」と並んで高かった(関連記事)。

各種 Wi-Fi サービスに対する満足度
各種 Wi-Fi サービスに対する満足度
(出典:ICT 総研)