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iPhone 5 を凌駕する最強スマホ? -- 「Optimus G」の実力を体験

japan.internet.com 編集部
2012年9月20日 / 11:30
 
 
LG エレクトロニクス・ジャパンは2012年9月18日、ドコモ向け Android4.0 搭載スマートフォンの新モデル「Optimus G L-01E」を発表した。同モデルは、LG のスマートフォンブランド「Optimus」シリーズのフラッグシップモデルとして、新開発した様々な機能を備えてハイスペックを追求し、ドコモの高速データ通信「Xi」に対応。熾烈な開発競争が続くスマートフォン市場で競合他社を大きく引き離す先進性を備えているのが特長だ。編集部では、発売前のデモ機をお借りすることができたので、製品の注目ポイントを確認してみよう。

 「Optimus G L-01E」の発表会に登場した向井理さん
 「Optimus G L-01E」の発表会に登場した向井理さん

●スマートフォンに求められる"全て"が詰まった「Optimus G」

4.7インチの大画面を備える「Optimus G」
4.7インチの大画面を備える「Optimus G」

まずは、基本スペックを確認しよう。「Optimus G」の最大の特長が、プロセッサーだ。世界のモバイル向けプロセッサー市場でトップシェアを誇るクアルコム社が、この秋冬モデル向けに投入する最新のクアッドコアプロセッサー「Snapdragon S4 PRO」(1.5GHz)を世界で初めて搭載した。クアルコム社日本法人のクリフォード・フィッキ代表が発表会で「低消費電力を追求した」と語るように、ストレスを全く感じさせない安定したサクサク感を実現しながら、バッテリー消費や発熱を抑えているのが特長。発表会場では、多くの人が操作して高い負荷が掛かった端末を操作してみたが、動作が重くなったり、発熱したりすることは全くなかった。

ディスプレイは、4.7インチ IPS 液晶。解像度は 1280×720 の HD サイズで輝度や解像感は非常に優れている。バッテリー容量は 2210mAh で現行のスマートフォンの中では最大クラスの容量を搭載。LTE での連続待ち受け時間は約240時間、3G での連続通話時間は約500分。「Snapdragon S4 PRO」の低消費電力性能の恩恵を受けてバッテリーの持ちも十分という印象だ。内蔵ストレージ(ROM)は 16GB、メモリー(RAM)は 2GB、最大 64GB の microSD カードをサポートする。

また、対応サービスは「おサイフケータイ」「NOTTV」「ワンセグ」「テザリング」「エリアメール(緊急地震速報)」「赤外線通信」「防水(IPX5/7)」。スペック、サービス共に現在スマートフォンに求められるあらゆるニーズを最高のスペックで満たした1台だと言えよう。また、これだけあらゆるスペックやサービスを詰め込んでしまうと、どうしても動作が不安定になって"もっさり"した操作感になってしまったり、プロセッサーに負荷が掛かりすぎることで端末が高温になってしてしまったりする心配があるが、動作のチューニングが非常に洗練されており、使い込んでもまったくストレスを感じさせない印象がある。

ボディサイズは縦137mm×横69mm、厚さは最薄部で 9.4mm、重さは 145g。デザインはシンプルだが、手に持ちやすく使い続けても飽きがこない印象。ボディカラーはレッドとブラックの2色となる。

背面はシンプルで持ちやすいデザイン
背面はシンプルで持ちやすいデザイン
厚さは最薄部で9.4mm。クアッドコア搭載スマホとは思えないスリムなデザインだ。
厚さは最薄部で9.4mm。クアッドコア搭載スマホとは思えないスリムなデザインだ。

●独自機能を多数搭載し、スマホの操作がより快適に

このようにスマホに求められているあらゆるスペック、機能を実現した「Optimus G」だが、この機種ならではの付加価値として独自の機能やユーザーインターフェイスを搭載しているのも特長だ。数多くの機能の中からいくつかを紹介しよう。

・Q スライド

例えば、「動画を再生中に受信したメールをチェックしたい」「動画を見ていて気になったことをウェブで調べたい」、こういう場合は通常動画再生を停止して行うので少し面倒に感じてしまうのだが、それを解消するのが「Qスライド」という機能だ。

ホーム画面の背景で動画が再生されており、別の操作ができる
ホーム画面の背景で動画が再生されており、別の操作ができる

この機能は、動画再生中にボタンを押すと、動画が透過表示されホーム画面のボタン操作やメール、ブラウザなどの利用が可能になる。動画再生を停止する必要はなく、動画を見ながら別の操作を行うことができ、動画プレイヤーに復帰したい場合もワンボタンで終了できる。端末の動作が重くなることはなく、サクサクと切り替えられるので快適に使うことができる。

・Qメモ+オーバーレイ

次に紹介したいのが、「Qメモ」という手書きメモ機能だ。手書きメモというと他のスマホにも搭載されているので目新しさはないが、「Qメモ」は書いたメモを一時的に画面に表示させておきながら別の操作ができるという特徴を持つ。例えば、気になったキーワードをメモしておきブラウザでメモを見ながら検索をしたり、電話番号を手書きメモしておいて実際に電話を掛ける際にメモを見ながら操作したり、ユーザーのスマホ操作を補助するものとして、とても便利な機能だと言えよう。

「Qメモ」の利用イメージ(LGウェブサイトより)
「Qメモ」の利用イメージ(LGウェブサイトより)

・ライブズーム機能

クアッドコアプロセッサー「Snapdragon S4 PRO」を搭載した「Optimus G」ならではの機能が、「ライブズーム」というものだ。これは写真を拡大表示するように、動画を再生中にピンチ操作で自由に拡大表示させることができるという機能。HD 動画の再生などではただでさえプロセッサーに大きな負荷が掛かるのだが、ライブズームを操作しても動画のカクツキ感やストレスは一切感じない。高精細な HD 動画であれば「ライブズーム」を行っても画面の粗さは感じず、今までにない動画の楽しみ方が体験できるはずだ。

画面をピンチ操作することで動画を拡大表示できる
画面をピンチ操作することで動画を拡大表示できる

・アイコンカスタマイザ

最後に紹介するのが、「アイコンカスタマイザ」という機能だ。これは、ホーム画面に表示させるアイコンの大きさを自由に変更したり、写真に変更したりできる機能で、ホーム画面を自分好みにカスタマイズすることができる。特に便利なのが、アイコンのサイズが変更できる機能で、よく使うアプリなどを拡大してホーム画面に表示しておけば、アプリへのアクセスが早くなり操作が快適になる。ありそうでなかった機能だが、ニーズが高そうな興味深い機能だと言えよう。

よく使うアイコンを大型化することで、タップしやすくなる
よく使うアイコンを大型化することで、タップしやすくなる

●ハイスペック+全部入り+独自機能の"最強"スマホ、市場席巻なるか

紹介したように、「Optimus G」は、スマートフォンに求められるあらゆるニーズを満たすハイスペックと様々な独自機能により、高次元な操作性・機能性を追求した"最強"と言って過言ではない完成度の高さを実現している。単純比較はできないが、先日発表された iPhone 5 のスペックと比較しても上回っているポイントは多く、iPhone では実現していないがニーズの高い付加価値も数多く盛り込まれている点も印象的だ。

この「Optimus G」は、LG が世界各国で発売する世界戦略モデルでありながら、ユーザーニーズに最適化されたモデルを提供するために、日本向けモデルは LG、NTTドコモ、クアルコムの3社が共同で開発したという。発表会の席でも、登壇した3社の代表者は製品について「LTE 搭載スマートフォンのフラッグシップとして王道を追求し、完成度は成熟の域に達した。これからのモバイルライフに革新をもたらしたい」と自信をのぞかせている。高いポテンシャルを武器に市場に挑む「Optimus G」の今後の動向に注目したい。
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