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iPhone 5 は、Foxconn 工場でどのように作られているのか―中国紙が潜入取材

Datamation.com Staff
2012年9月14日 / 06:00
 
 
 
中国紙 新聞晩報(Shanghai Evening Post)の記者が、iPhone 5 の製造を請け負う Foxconn 工場に潜入取材を敢行した。労働環境の劣悪さのため、同記者はわずか10日しか取材できなかったが、その間に書きとめた工場内の様子が同紙に公開されている。この中国語による記事を、中国の技術系サイト M.I.C. Gadget が英語に翻訳して伝えた。ここでは、その一部を抜粋して紹介する。

潜入初日:

Foxconn の社員寮で寝た最初の夜は悪夢だった。寮に一歩足を踏み入れた途端、寮全体から生ゴミのような匂いがした。それは一晩放置された生ゴミと汗の匂いが混じり合ったものだった。各部屋の外には、捨てられずに放置されたゴミが山積みになっていた。自分に割り当てられたロッカーを開けると、中からは何匹ものゴキブリがはい出してきた。新人に配布されたベッドシーツは、汚れとシミだらけだった。

中国紙による覆面レポート―iPhone 5 は、Foxconn 工場でどのように作られているのか
Foxconn の社員寮とされる画像(出典:Daily Mail)

潜入3日目から6日目:

従業員に、作業上のチェックリストが配布された。報奨に関する規定はわずか13項目だったが、罰則に関する規定は70項目もあった。講師はこう言った。「私たちの扱いを不愉快だと思うかもしれない。でも、それはあなたたちを思ってのことなのだ」

潜入8日目から10日目:

我々は、夜11時に夕食をとり、12時過ぎに作業を再開した。
≪中略≫
私は、iPhone 5 のバックプレートに油性ペンで印を付ける担当になった。ルームメイトは、私が印を付けた場所に小さなマスキングテープを貼る仕事を任された。彼は、テープを貼るペースが遅いと何度も叱責されていた。上司は、通常このような作業は手先の器用な女性に任せるのだが、最近作業員が大量に退職してしまったので、仕方なく男性作業員に割り振ったのだと言った。
≪中略≫
私の向かい側に座っていた新人は、疲れ果てて少しの間横になっていた。上司はそれに気付いて叱りつけ、10分間部屋の隅に立っていろと命じた。我々は、深夜から朝の6時まで休みなく働いたが、その後も別の生産ラインで流れ作業に従事するよう指示され、休むことは許されなかった。とても空腹で、すっかり疲れ果ててしまっていた。
≪中略≫
仕事が終わったあと、私たちは再び集まるよう言われた。上司は我々の前で大きな声で叫んだ。「我々はみなここに金を稼ぎに来ているんだ。もっと、一所懸命に働こうじゃないか!」私は、たった27元(4ドル)のためにあと2時間残業したい人間なんて、一体どこにいるのだろうか、と考えていた。

Foxconn の作業ライン
Foxconn の作業ライン
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