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プライベートの電話欲求「21時台」が最高、電話料金が安くなるアプリ・サービス利用進む -- スマホユーザー意識調査

japan.internet.com 編集部
2011年10月27日 / 12:10
 
 
携帯電話キャリア各社の冬モデルが発表され、SoftBank と KDDI の両社による"iPhone 4S"の発売が話題になるなど、勢いを増すスマートフォン市場。人気のスマートフォンも元々は通話がメイン機能である"携帯電話"だが、ユーザー達のプライベートでの通話実態はどのようになっているのだろうか。

アイシェアは、20代から30代のスマートフォンユーザー1,209名を対象に「スマートフォン利用者の通話に関する意識調査」を実施した。回答者の属性は「既婚」が51.4%、「未婚で恋人がいる」人が19.7%、「未婚で恋人がいない」人が28.9%。メイン利用端末が「iPhone(iOS)」の人が48.3%、「Android」が50.5%、「その他」が1.2%となっている。

■ スマホ通話事情 -- 週「30分未満」、月額「7000〜8000円未満」が最多


回答者に1週間の平均通話時間を尋ねたところ、「30分未満」が56.3%でトップに。性別や年代を問わず半数を超えている。通話料金・パケット代金などを含む月額料金で最多だったのは「7000〜8000円未満」で全体の20.4%。女性でも「7000〜8000円未満(23.2%)」が1位だったが、男性では「5000〜6000円未満(18.8%)」が1位と、男女で2000円の差が付いている。なお、『10000円以上』は合計で全体の10.8%と少数派であった。

ちなみに、発信・受信を問わず、1カ月に電話する人数の平均は「2人〜3人(46.6%)」が最多で、「4人〜5人(28.4%)」が次点となっている。

■ 最も電話したくなる時間は「21時台」--長電話は「同性の友人」「恋人・配偶者」と


日常的に利用する電話だが、最も電話をしたくなる時間帯でトップとなったのは「21時台(18.8%)」。10%以上を占めた時間帯は「16時〜18時台(10.8%)」「19時台(11.7%)」「20時台(16.3%)」「22時台(15.4%)」と夕方から夜にかけてとなっている。SoftBank と KDDI では1時〜21時までの通話が無料となるプランがあるが、その時間外に電話したくなる人が多いようだ。
最も長電話したくなる時間は何時?
最も長電話したくなる時間は何時?

また、10分以上の長電話をすることが「ある」人は55.0%と半数以上。その長電話の相手として最も多かったのは「同性の友人」で全体の51.1%。一方、「既婚」の人で55.2%、「未婚で恋人がいる」人では82.8%を占めて、「恋人・配偶者」が最多となっている(複数回答)。メールなどの連絡手段がある現代の恋人達でも、"電話で長く話したい"という気持ちは大きいようだ。

3カ月以内で最も多かった長電話時間では「30分〜1時間未満(31.9%)」が全体のトップ。「10分〜30分未満(25.4%)」が2位、「1時間〜1時間半未満(20.6%)」が3位となっており、長くても1時間半以内の場合が多いことが分かった。

■ 8割が通話料金を気にして別の手段利用 -- 安く済むならもっと電話で話したい

半数が10分以上の長電話をしていることが分かったが、通話料金を気にしてメールなど他の手段を利用して連絡することが「頻繁にある」という回答者は全体の42.3%。「たまにある(38.7%)」と合わせると81.0%もの人が別手段に切り替えていることになる。男性では76.1%だが、女性では85.8%が別手段にしており、より料金を気にしている実態が浮き彫りとなった。

また、同様の理由で電話を早めに切り上げることが『ある』人は「頻繁にある(23.7%)」「たまにある(46.2%)」の合計69.9%とこちらも過半数に達している。

通話料金を安く済ませるための具体的な工夫では「電話の代わりにメールを使用(65.6%)」「携帯キャリアが提供する無料通話の時間を活用(40.6%)」「スマートフォンで通話ができるアプリを使用(26.9%)」などが上位に(複数回答)。アプリ利用も含め、様々な試行錯誤をしているようだ。

安く済ませるための手段として挙がったメールだが、"メールではなく電話をしたい"シチュエーションを聞いたところ、「メールでのやり取りが面倒な時(65.8%)」が1位に(複数回答)。安くは済むが口頭ほどスムーズに話が進まないメールは、時に面倒に感じることがあるのかもしれない。

節約の一方で、通話料金が今より安く済むのであればもっと電話で話したいと『思う』と合計80.3%が回答。内訳は「とても思う」が41.8%、「少し思う」が38.5%。通話ニーズはあるものの料金がネックになっている実情が浮かび上がった。

なお、 "電話で話せてよかった"と思う時として「すぐに解決したい事柄があったとき」「文字だけでは伝わらないニュアンスを伝えられたとき」など実用的な用途のほか、「声の調子から相手や自分の感情が伝わったと感じるとき」「寂しい時に声を聞けて安心できた時」「相手がわらったとき」などの意見も多く挙がっている。"声を聞く"という安心感が電話の魅力のひとつであるようだ(自由回答)。

■ スマホユーザーの4割が通話アプリ利用 通話アプリ利用でスマホでの通話『増えた』

通話料金を安く済ませる手段として挙がっていたスマートフォンの通話アプリだが、現在では"Skype"や"Viber"など様々なものが登場している。これらを「インストールして頻繁に利用している」としたのは全体の11.7%。「インストールしてたまに利用している」は28.8%で、利用者は合計40.5%。「インストールしたことがない(37.1%)」を除くインストール経験者は合計62.9%にものぼっている。

現在インストールしている通話アプリの数では「1つ(57.8%)」が最多に。次点は「2つ(26.9%)」と、多くが決まった通話アプリを利用している様子がうかがえる。また、利用者の17.1%が通話アプリでスマートフォンでの通話機会や時間が「とても増えた」と回答。37.8%が「少し増えた」としており、合計54.9%と半数以上が増加していた。

一方で、インストールしている通話アプリに関する不満として「通話相手が同じアプリを入れている人に限定される(56.9%)」「相手がアプリを起動していないと通話できない(35.9%)」「常時起動しておかないと着信がわからない(28.4%)」が上位に挙がっている(複数回答)。電話番号を持たない通話アプリならではの利用方法が不満に繋がっているようだ。


料金が安く済むならばもっと電話をしたい、というスマートフォンユーザーの本音が見えた今回の調査。不満はまだ残るようだが、利用者の通話増加率を考えると通話アプリは充分にそのニーズを満たせるのではないだろうか。現在では、Twitter で相互フォローをしている相手と無料通話ができるライフツービッツ・ウタリ・プロジェクトゼロの"OnSay"、Facebook の友達と無料通話ができるカヤックの"Reengo"、050番号を持つことで固定電話や同アプリユーザー以外に格安で通話が可能な NTT コミュニケーションズの"050 plus"などが登場しており、通話アプリは進化を続けている。時間帯を気にせず安価で利用できる通話アプリの需要はさらに高まっていきそうだ。
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