Mobile

モバイル

goo モバイル検索エンジンの特徴と対策

ngi group株式会社 時田 義照
2011年1月14日 / 10:50
 
 
■goo モバイル検索エンジンとは
goo モバイル検索エンジンとは、NTT レゾナント社が開発した主にモバイルサイトを対象とした検索エンジンである。

NTT レゾナント社は、docomo 公式サイト専用の検索エンジンの i-menu 検索部分を開発した会社であり、この二つの検索エンジンは類似点がある検索エンジンであると考えられる。

この検索エンジンは、2010年の携帯白書によると、GoogleMobile や Yahoo!Mobile の約20%程度の利用者数であるが、2010年の半ば頃に docomo の検索エンジン結果の中央部分に設置されていた GoogleMobile が goo モバイルに変更され、利用者数は増加したと考えられる。

■goo モバイルクローラーの動き
goo モバイルクローラーは、公式サイト及び勝手サイトの両方をクローリングし、uid を保持せずにアクセスをする等、Yahoo!Mobile や GoogleMobile のクローラーと共通点が多い。そのため、goo モバイルの注意点も、GoogleMobie や Yahoo!Mobile のクローラーと同様であり、クローラーの共通部分で判断し、サイト内にアクセスさせる必要がある。

goo モバイルのサイトへのアクセス頻度の目安としては、10日に1度、数10アクセスし、再度10日後に数10アクセスするイメージのアクセス頻度になる。このアクセス頻度は、2010年の半ばに docomo の検索結果の GoogleMobile が使用されていた部分に、goo モバイルが導入されたあたりから変化が起こった。

導入される以前は goo モバイルのクローラーは殆どサイトにアクセスせず、アクセスログを調査してもほぼ確認される事はなかった。そのため、インデックス(※1)および順位の変動もほぼ見られなかった。そのため、3年以上前に変更されたサイトのタイトル属性がそのまま表示されているなど、検索エンジンとしてはお粗末な状況であった。現在では、以前より多くのクローラーのアクセスがあり、インデックスの更新も頻繁にされている。

■goo モバイルクローラーへの外部施策の効果の有無
goo モバイルクローラーに関して、外部施策の効果はあると考えて良いだろう。効果の目安としては、GoogleMobile よりは多少効果が低いと思われる。この様に考える根拠を下記に記述したい。

外部施策の話として良く引き合いに出される現象が、各検索エンジンで“18歳未満”・“NO”・“いいえ”などで検索をした際に、Yahoo!が上位表示される事象だ。この事象は、多くのアダルトサイトの年齢認証ページで、本サイトに入るテキストリンクには、“18歳以上です”や「18歳以上ですか?」の質問に対して“YES”や“はい”などのテキストリンクと書かれている。

逆に“18歳未満”・“NO”・“いいえ”などのテキストリンクの飛び先には Yahoo!が設定されているケースが多い。これにより、GoogleMobile や Yahoo!Mobile で“18歳未満“と検索をすると Yahoo!が1位になるのだ。

この確認方法を goo モバイルで実施してみよう。いちばん多くアダルトサイトで実施されていると思われる“18歳未満”で検索をすると Yahoo!Mobile が1位表示されている。“NO”や“いいえ”で検索をすると、両方とも50位以下となっている。

比較的外部施策の効果が大きいと思われる、GoogleMobile で同様の確認をしてみよう。GoogleMobile で確認をすると、“18歳未満”・“NO”・“いいえ”の全てのワードで Yahoo!(URL は PC 版の Yahoo!)が1位に表示をしている。

goo モバイルは、前述の様に現在インデックスを頻繁に更新をしている時期なので、近々、この状況が変わるかも知れないが、現在の状況から判断すると、「goo モバイルは外部施策の効果がある」という点と、「外部施策の効果は、GoogleMobile より低い様だ」と言える。

■対策及び傾向
goo モバイルに関しての傾向として、自ドメインを優遇する傾向にあるようだ。例えば、“占い”と検索をすると、1位と4位が goo ドメインである。他には、“中古車”・“デコメ”で4位と8位といった事象や、“賃貸”で6位と10位に表示されている。

このうち、“占い”と“中古車”・“デコメ”の4位や“賃貸”での10位のコンテンツは、1〜2年ほど前に流行った wikipedia のコンテンツの流用サイトであり、似たようなサイトは沢山ある。そのため、上記の様な超ビッグワードで容易に上位表示するのは、単純に自ドメインが評価されているからでは無いかと考えられる。

goo モバイルが自ドメインを優遇するアルゴリズムを保持していると考えると、クロスレコメンドモバイル(※2)への登録や、goo ブログユーザーからの紹介等も効果が期待できるサービスなのでは無いかと考えられる。

【語句の説明】
(※1)インデックス:検索エンジンが保持しているクローラーが集めて来た、ユーザーが検索をした際の検索結果に表示させる対象となるデータの事。

(※2)クロスレコメンドモバイル:株式会社クロスリスティング社が運営しているサービスで、goo モバイルを含めた複数の検索エンジンのカテゴリに登録をする為の登録審査サービス。

(執筆:ngi group株式会社 モバイルマーケティング事業部 サーチエンジンマーケティング局 SEO シニアコンサルタント 時田 義照)

記事提供:ngi group 株式会社
【関連記事】
GoogleMobile 検索エンジンの特徴と対策
Yahoo!Mobile 検索エンジンの特徴と対策
Yahoo!ケータイ検索エンジンの特徴と対策
EZGoogle 検索エンジンの特徴と対策
i-menu 検索エンジンの特徴と対策

New Topics

Special Ad

ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイ
ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイ えん乗り」は、ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイする、ニュース、コラム、動画などをお届けします! てんこ盛りをエンジョイするのは こちらから

Hot Topics

IT Job

Interviews / Specials

Popular

Access Ranking

Partner Sites