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『iPad』の Wi-Fi 接続問題、プリンストン大学が原因を解明か

Andy Patrizio
2010年4月20日 / 11:40
 
 
Apple の『iPad』について、同端末を待ち望んでいた初期導入ユーザーたちの手にわたったほぼその日から、Wi-Fi 接続が断続的で不安定との報告が出ている。この問題はプリンストン大学構内でも表面化し、このたび同大学の IT 部門が問題の原因を突き止めたという。

iPad の Wi-Fi 機能は、最も多く苦情が集まっている機能の1つだ。無線ルータのすぐ隣に立ち、iPad をその位置から動かさない場合でも、信号の強度が上下に変動するのを確認できると、複数のユーザーが報告している。

プリンストン大学の学生たちも、この問題を経験した。同大学の Office of Information Technology (OIT) は、学生たちが iPad を使い始めたその日から、同端末が校内のネットワーク上で問題を起こしていると気づき、原因を探るためにテストを開始したという。

OIT のエンジニアたちは、少なくとも原因の1つとして、iPad の DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) による IP アドレス割り当て処理方法に問題があることを突き止めた。DHCP は、ローカル ネットワーク上のコンピュータに IP アドレスを割り当てる役割を持つ。通常、ワイヤレス機器は固定の IP アドレスを持たず、DHCP サーバーを通じて必要に応じ動的なアドレスの取得や開放を行なう。

プリンストン大学の OIT は特定の状況下において、iPad は取得した IP アドレスの更新を行なわずに開放を許すにもかかわらず、同じ IP アドレスを使い続けようとすることを発見した。その時ネットワークは、該当の IP アドレスを割り当て失効済みとみなしている。OIT の調査によれば、iPad が何時間も前に失効した IP アドレスを使い続けようとした状況を観測しており、このため校内のセキュリティ システムが作動して、該当の iPad を遮断せざるを得なくなったという。
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