ASUSTeK 董事長の施崇棠氏は19日、年末までに中国市場向けに Garmin-asus ブランドのスマートフォンを投入する予定と発表した。すでにチャイナユニコム(China Unicom=中国聯通)との協議を開始しており、2010年度には全世界の通信キャリアとの提携を通じて100万台の販売を目標に掲げている。

施崇棠氏は会見で、「スマートフォン市場でトップブランドを狙う。将来的に GPS 機能を持たない携帯はスマートフォンと呼ばれなくなるだろう」と語っている。Garmin-asus は、GPS 端末世界シェアトップの Garmin と ASUSTeK による共同ブランドで、高度な GPS 機能が他社との差別化ポイントとなっている。

Garmin-asus ブランドのスマートフォンはすでに台湾と香港市場で販売が開始され、2009年末までには米、東欧、ロシア、インド、東南アジア、中国の各市場に投入される予定となっている。

また、同スマートフォンの生産は ASUSTeK の完全子会社で受託資産専門企業の PEGATRON が行っているが、ASUSTeK は生産委託先を新たに一社追加する予定だ。調査によるとコンパル通信(華宝)、アリマ通信(華冠)の2社と交渉を続けている模様である。

ASUSTeK は施崇棠氏が年初に現場復帰した後、組織をモバイルデバイス事業、システム製品事業、部品事業の三事業部に統合する簡素化を進めた。また、モバイルデバイス事業は施崇棠氏自らが陣頭指揮を執っていることから分かるように、同社の将来的な成長原動力と期待されている。

Garmin-asus、「nuvifone M20」
Garmin-asus、「nuvifone M20」
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記事提供:EMS One