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無線周波数帯に関する Google の新たな動き

Kenneth Corbin
2008年5月23日 / 12:20
 
 
Google の周波数帯に関する戦いは、先日終了した競売で決着したわけではなかった。

22日午前、Google の共同創業者である Larry Page 氏は、ワシントン D.C. の進歩的なシンクタンク New America Foundation によるイベントに登場し、未使用のテレビ放送帯域、いわゆる「ホワイトスペース」での無線ブロードバンド ネットワークの実現に関する詳細を述べた。

このイベントで、Page 氏は次のように述べている。「これは間違いなく (私の) 情熱の対象であり、また、非常に重要だと考えていることでもある。ホワイトスペースにより、インターネットのような、分散型の何かを構築する機会が実際に得られるのだ」

Google や他の多くの企業にとって、携帯電話ネットワークが分散型でもオープンでもない点が問題となっている。今回の Page 氏のワシントン D.C. 訪問は、ますます多くの団体が携帯通信事業者に対し、あらゆる機器やソフトウェア アプリケーションを稼働できるよう、ネットワークの開放を求める運動を行なうのと時期を同じくしている。

米国におけるデジタルテレビ (DTV) への移行期限を2009年2月に控え、米連邦通信委員会 (FCC) は最近、史上最大の無線周波数帯の競売を完了した。200億ドル相当の放送波は、ケーブル インターネットや通信企業に売却された。この競売は、高速ワイヤレス ネットワークの構築、および現在インターネット アクセスがダイヤルアップ サービスに限定された米国内の一部地域にブロードバンド サービスを提供することを目的としていた。

ワシントン D.C. 訪問中、Page 氏は Google の政策課題を推進するため、国会議員や FCC のメンバーと会合を持つことになっている。22日午前のイベントは、同氏の主張を友好的に述べる、良い機会だった。と言うのも、Google の CEO (最高経営責任者) である Eric Schmidt 氏は、1999年以来 New America Foundation の理事を務めており、6月には同財団の理事会議長となる予定だからだ。

ホワイトスペースの解放に加えて、Google は Verizon Wireless をオープンアクセス要件に確実に従わせるよう、規制当局に求めている。オープンアクセス要件は、Verizon が競売で獲得した周波数帯に付帯するものだ。さらに Google は、インターネット サービス プロバイダにより、ネットワークの特定のトラフィックが遅延、または低下されることがないよう、政府による措置を要請している。この問題は「ネットワーク中立性」として知られている。
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