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逆行しているトレンド

中橋義博
2007年10月31日 / 09:00
 
 
インターネット広告の歴史を見てみると、非常に早いスパンで新しいサービスが出てきている。過去にも触れたことがあるが、サーチエンジンが出てきた直後から検索結果の上位に出すために今で言うところの SEO が始まった。

もちろん今から比べると本当につたないものであったが、費用対効果が上がるものには即飛びつくというこの業界の風潮そのもののようである。

最近弊社のスタッフと話しているとこんなことを聞いた。

「モバイル SEM 業界って PC の逆を行っていませんか?」

ここで言う SEM というのは広義の SEM でリスティングや SEO なども含んでのことであるが、彼曰くこんなことを言っていた。

「PC ではまず SEO が出て検索上位を争うようになって、次にリスティング広告が現れ今のように大きなマーケットを築いた。その後アフィリエイトが現れ多くの広告主が使うようになっている。モバイルはこの逆を行っているのではないかと思うのです。」

なるほど、これは面白い。

確かにモバイルで広告をスタートする場合、広告主はアフィリエイト広告を入り口とすることが多いと聞く。その理由としては自分で報酬を決め成果も自分で決めることが出来るということで、費用対効果が非常に高い。広告主にとってリスクは高くない。

その後アフィリエイトだけでは取り込めないユーザー層や、想像以上に余ってしまった予算を使うことを想定してリスティング広告を出稿することで新しい見込み客を確保してきている。

「モバイル広告の次のトレンドは何ですか?」と良く聞かれることがある。これはなかなか難しい質問で、回答するのに困ってしまうことがある。極端な話数年後リスティング広告を上回るような「何か」が分かれば今からそれに取り組んでいる。

そこで、スタッフの言葉を思い出した。

そう、モバイルは PC の逆を行っている。つまり次は SEO がある程度のポテンシャルを 持っているのではないか。

現状を見ると、SEO をしっかり行っている携帯サイトはあまり多くないように感じる。もちろん PC と比べてサーチエンジンの性能や仕組みがまだハッキリしていないということもあり、Flash などで作りこんでしまっていてそもそも SEO が難しいというサイトもある。

逆に言えば、このような状況であるならば SEO をすることで効果は上がってくるのではないだろうか。

ただし、ご存知のように SEO はどちらかといえば時間がかかる。クローラーが読んでから反映するまである程度の時間が必要だということもある。

また SEO をしたつもりであっても、効果が出ずに上位に出ないことも考えられる。この様なリスクを分散させるためにも、即効性のあるリスティングサービスと同時に SEO を行うのが非常に有効だと考える。

PC と比較して動きは逆行していても、両者とも並存をしているモバイル業界でもこの様になるのはもうすぐだと感じている。
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